9月22日(木曜日)園田競馬場でグランダムジャパン2歳シーズン、1400mの2歳牝馬重賞・園田プリンセスカップが行われます。
昨年の園田プリンセスカップはグラーツィアが優勝。
発走は16:15です。
地元・兵庫7頭、北海道2頭、大井1頭の計10頭で争われます。
※9番スイープステークスは競走除外です。
3年連続で遠征馬が優勝している2歳牝馬重賞/今年こそ地元勢のタイトル奪回なるか!?
◎7アイガットユー
◯9スイープステークス
▲6エイシンエイト
△1イケノシイチャン
△3エイシンレゲンダ
△2バクレツマホウ
△4アドワン
デビューからスピード能力の高さを見せて連勝、一気に重賞初タイトルを狙う地元・兵庫の◎アイガットユー。6月のデビュー戦は6頭立て5番枠のスタート、外からインコースに切れ込んでハナを叩くとそのままリードを広げて9馬身差の楽勝。続く前走の1400mの認定戦はスタートから終始抑え切れない手応えで主導権を取ると、4コーナーから鞍上のステッキに瞬時に反応、ラストは4馬身差を付けて完勝。2戦ともにハナを切っての逃げ切りだが、スピード能力の高さ故で、前走を見る限りはある程度脚を溜めての控える競馬にも対応出来そう。既にデビュー戦で後の兵庫ジュベナイルカップを優勝するアルザードに決定的な差を付けており、現時点では兵庫2歳世代トップクラスの力は証明している。毎年遠征馬が強さを見せるレースだが、久々の地元勢優勝の期待を懸けたい。
ハイレベルな南関東・大井競馬からの遠征馬◯スイープステークス。6月大井1200mのデビュー戦は1番人気に支持されるも6頭立ての5着。2戦目で初勝利を飾ると、2走前の1600m戦こそ5着に敗れるも、外を回しながら伸びた前走で2着と改めて力を示した。これまで馬体重490キロ台~510キロ台と2歳牝馬らしからぬ馬格の持ち主で、大型馬だがレース振りに融通が利き、尚且つ3走前、前走と好位から上がり最速(前走は最速タイ)をマークしているように終いもきっちりひと脚を使える馬。大井と園田では求められる適性は全く違うので、大型馬故に小回り園田コースに一抹の不安はあるが、そこは融通が効く脚質で上手く対応、経験豊富な鞍上岡部誠騎手の好リードに期待したいところ。
一昨年、昨年とホッカイドウ競馬所属馬が優勝している園田プリンセスカップに於いて、今年もホッカイドウ競馬から2頭が参戦、その1頭である▲エイシンエイト。実績では重賞で3着がある同じホッカイドウ競馬からの遠征馬エイシンレゲンダがやや上になるが、エイシンエイトは1200mのオープン特別優勝はあるものの、厳しい展開ながら前走1600mのオープン特別で0秒4差3着と粘ったように、スピードが勝ったタイプのエイシンレゲンダより、1400mならエイシンエイトの方が距離的には上か。気になる展開面、スタート次第になるが、先手を主張する馬を先に行かせて好位からの競馬か。成績上、ハナを切れなかった時の対応がカギになるが、その辺りは地元の吉村騎手が上手く騎乗してくれるだろう。
馬券はアイガットユー中心の馬単、三連複で買いたいですね。

