9月11日(日曜日)中京競馬場でサマースプリントシリーズ最終戦・セントウルステークスが行われます。
昨年のセントウルステークスはレシステンシアが優勝。
発走は15:35です。
優勝馬にGⅠスプリンターズステークスの優先出走権が与えられます。
サマースプリントシリーズ最終戦にしてスプリンターズステークスの最重要前哨戦/新たなスプリント王候補が登場するか!?
◎11ソングライン
◯9ダディーズビビッド
▲5メイケイエール
△2シャンデリアムーン
△7サンライズオネスト
△12ファストフォース
3走前は海外で重賞制覇、前走は安田記念でGⅠ勝利、今年大きな飛躍を遂げた◎ソングライン。今回は初の1200mになるが、デビュー3戦目の1400m戦・L紅梅ステークスでは一気に抜け出して楽勝、昨年12月のGⅡ阪神カップは15着に敗れたが、外枠で折り合いが付かなかったのが敗因、今年はサウジアラビアで1351m戦を優勝。1200mと1400mでは求められる適性は違うが、過去の1400m戦、サウジアラビアでの走りからはスプリントにも高い適性は持っていると思うので、あくまでも今回初の1200m戦だけに前半の追走だけだろう。アメリカ・GⅠブリーダーズカップマイルへ向けた叩き台とはいえ、強豪相手に前走でGⅠ優勝と地力が増しているし、今回のメンバー構成なら結果は求められる立場だろう。
これまでの重賞では二桁着順が続いていたが、今年はGⅢオーシャンステークスで僅差の4着、近2走もリステッド競走・オープン特別で連続2着と充実振りが光る◯ダディーズビビッド。デビュー当初は折り合い面に非常に難があり、1600m~1800mでは思うような結果は残せなかったが、距離を短縮してのL橘ステークスを優勝。それでも折り合い面が難しく安定しない成績も目立っていたが、内枠先行有利な馬場だった2走前は8枠スタートから終始外を回って2着、前走にしても8枠から外を回って2着と強い競馬で、今年に入って折り合い面が改善、充実振りを感じさせるレースを見せている。中京・左回りは大得意だし、手の内に入れている鞍上竹之下騎手とのコンビ継続はこの馬にとっては大きい。開幕週の馬場でもじっくり脚を溜める競馬で上位争いを期待。
前走GⅡ京王杯スプリングカップ優勝など重賞5勝、今年こそGⅠタイトル奪取が期待される▲メイケイエール。非常に操縦性が難しく、これまでの鞍上が手を焼いて来たが、反面気持ちが噛み合えば強さを見せているように能力は一級品。今年のGⅠ高松宮記念はインコース有利な馬場でも外から良い脚で伸びて5着、前走は折り合いが気になる素振りを見せるも勝ち切った。この馬の場合は位置取り云々、あくまでも自分との戦いで、鞍上の制御が効けばどの位置からでもラストは脚は使える。前走1400mからの距離短縮は間違いなくプラスだし、中京コースも2、3走前の結果からは問題無い。4歳秋を向かえて課題である折り合い面にもう少し成長が見られれば、絶対的な馬が不在のスプリント路線のトップに立つだけの力はある。
馬券はソングライン中心の三連単で買いたいですね。

