お盆休み中の先週14日は知人の誘いで、全国高校野球選手権大会が開催されている甲子園に行って来ました。



甲子園に来るのは甥っ子が中学3年生の時に出場した2019年12月のレッドスターベースボールクラブ甲子園カップ以来です。


どの試合も注目なんですが、やっぱり一番注目されているのは甲子園春夏連覇が懸かる大本命の大阪桐蔭。



全国高等学校野球選手権の2回戦、この日の第3試合だった大阪桐蔭(大阪)VS聖望学園(埼玉)の現地の様子を少々。


大阪桐蔭の先発は2年生の前田悠伍投手。
最速148キロの左腕。


聖望学園の先発はエース・岡部大輝投手(3年)。



まあ、あまり試合内容についてここでは割合させて頂きますが、完全に試合は初回から大阪桐蔭が支配。

聖望学園のエース岡部大輝投手も必死に桐蔭打線を押さえようと頑張りますが、中々桐蔭打線の快進撃は止まりません。




毎回大阪桐蔭の長い攻撃時間が続きます。

写真を撮った時点で既にご覧の差が開いてしまいました。




高校野球でよくある事なんですが、どうしても負けてる側に頑張ってもらいたくなります。

しかし、容赦無く大阪桐蔭の猛攻が続きます。


周りからは「これはもう桐蔭の練習になってるわ」「桐蔭の選手はどれだけ打率を上げるか考えてるわ」、桐蔭からヒットが出る度に「エグい」「もう止めてあげて~」などの声。

安打が出る毎にブラバンと一緒に盛り上がる大阪桐蔭応援団、正に甲子園は〝桐蔭劇場〟。


勝負なので仕方ありませんが、そんな桐蔭一色の甲子園で戦い続ける聖望学園の選手達、特にピッチャーの気持ちを考えると何とも言えなくなりました。




結果はご存知、大阪桐蔭19-0聖望学園。



大阪桐蔭は松尾汐恩選手の2打席連続本塁打など、25安打19得点、対する聖望学園は2安打0得点。


圧倒的な総合力の高さを見せた大阪桐蔭ですが、9回裏に聖望学園の菅野天空選手がレフト前ヒットを放った時は球場が凄い歓声でした。

聖望学園は4回にもヒットを放ってるんですが、綺麗な安打とは言い難い感じだったので、最後の最後で綺麗なヒットが出たみたいな感じが球場全体の雰囲気でしたね。




最後は選手達が各応援団が居るアルプススタンドに向かって一礼。


この時、勝った大阪桐蔭より敗れた聖望学園に対しての拍手の方が大きかったのが印象的でした。

甲子園が大阪桐蔭一色の中、最後まで戦い切った聖望学園の選手達は本当に素晴らしいの一言です。
甲子園まで来れた事自体が凄い事ですし、強豪相手に果敢に戦う姿勢は立派でした(^-^)





追記:18日に行われた準々決勝は下関国際5-4大阪桐蔭で下関国際が勝ちました。





最後に大阪桐蔭のブラバンを少し。


(栄光の扉)



(かっせーパワプロ)




まるでBGMのような綺麗な演奏でした。



演奏は撮っていないんですが、「鎌倉殿の13人」のテーマ曲は凄くカッコ良かったな~(^-^)