7月20日(水曜日)浦和競馬場で南関東所属馬による1400mの重賞競走・プラチナカップが行われます。
昨年のプラチナカップはアンティノウスが優勝。
発走は17:35です。
地元・浦和4頭、大井、川崎、船橋各2頭の計10頭で争われます。
秋のオーバルスプリント、そしてその先へ!/ダートグレードを見据えた一戦!!
プラチナカップは2017年まで準重賞競走として行われて来ましたが、翌2018年に南関東SⅢ格付けの重賞競走に昇格されました。
距離は準重賞時から変わらず浦和競馬場1400mで実施されています。
歴代優勝馬にはナイキマドリード、ファイヤープリンス、インフォーマー、キタサンミカヅキ、ノブワイルド、ベストマッチョ、アンティノウスなど。
浦和競馬場の夏季の番組充実を図って重賞競走に昇格したプラチナカップ。
浦和競馬場では古馬を中心とした1400m戦が非常に充実している印象で、ダートグレード競走では春にJpnⅡさきたま杯、秋にJpnⅢオーバルスプリント、ダートグレード競走以外ではプラチナカップ、ゴールドカップなどの重賞競走、他にも準重賞・オープンクラスのレースが多くあります。
今回のプラチナカップは1400m戦が得意な馬にとっての夏の目標になるレースではありますが、レース体系的な位置付けとしては、同舞台で行われるダートグレード競走・JpnⅢオーバルスプリントへ向けた前哨戦的なレースになるでしょうね。
1400mと1200mでは競馬場によっては求められる適性は大きく変わってきますが、ダートのスプリント戦をひとくくりとするならJpnⅠJBCスプリントが最高峰の舞台になります。
ハイレベルな南関東の重賞競走ですし、ここで上位争い出来る馬ならJpnⅢ、JpnⅡなどのダートグレード競走を視野に入れて来ますし、更にその先を見据えた馬がここから登場するかも知れませんね。
◎6ティーズダンク
◯9ベストマッチョ
▲5アマネラクーン
△2ワイドファラオ
△3アンティノウス
△7ワールドリング
これまでホッカイドウ競馬、南関東合わせて重賞4勝、悲願のダートグレード制覇まで後一歩に迫っている◎ティーズダンク。
2~3歳時から主要路線で第一線の活躍を見せ、JpnⅠ全日本2歳優駿3着、東京ダービー3着、ダービーグランプリ2着の実績を残した。古馬になって本格的に1400m~1600m路線へ参入、強豪揃いのマイルグランプリ、ゴールドカップを優勝するなど、その路線のトップクラスの力を見せている。2走前のプリムローズ賞は先に抜け出したベストマッチョを目標に仕掛けられ、4コーナーで交わしてそのまま優勝、前走のJpnⅡさきたま杯では自分の形に持ち込んだサルサディオーネには逃げ切られたが、アタマ差2着と悔しい結果ながら、JRA勢は抑えての強い競馬だった。浦和コースは全4勝、浦和1400mに限れば通算(3・2・0・0)と、自身ベストの舞台設定。自在性のある脚質で大崩れは考えにくく、前走だけ走れば楽勝しても不思議では無いだろう。
今年9歳になるが衰えなく、近走も堅実振りが光る◯ベストマッチョ。
通算16戦13勝、キャリア全てを浦和コースであげている▲アマネラクーン。
7連勝で初めての重賞挑戦になった昨年のゴールドカップはSⅠ戦らしくかなりの強豪が揃った一戦、しかしスタートで少し遅れてしまい、尚且つ先団に取り付く競馬が出来なかった為5着に敗退。それでも続く1400m戦では4馬身差の楽勝、自身の持ち時計を更新した。4連勝目を決めた前走の浦和スプリントオープンでは元JRA所属のJpnⅠホースであるワイドファラオを抑えて優勝、昨年のゴールドカップ時以上に地力が強化されている事を印象付けた。今回は再びの重賞出走になるが、プラチナカップはSⅢ戦、現在の1分26秒7の持ち時計なら、馬場状態次第では十分に通用しても良いだろう。
馬券はティーズダンク中心の三連単で買いたいですね。