7月15日(金曜日)園田競馬場でグランダムジャパン古馬シーズン・兵庫サマークイーン賞が行われます。
昨年の兵庫サマークイーン賞はシーアフェアリーが優勝。
発走は19:55です。
地元・兵庫7頭、大井2頭、名古屋、川崎、浦和各1頭の計12頭で争われます。
昨年優勝馬&強力南関勢が来園!/地元勢のタイトル奪還なるか!?
兵庫サマークイーン賞の前身は牝馬限定の指定競走「サマークイーン賞」、2008年に重賞競走に昇格し現在のレース名に変更されました。
重賞競走に昇格した2008年は姫路1500m、2012年は姫路1800m、その2回を除き他の年は全て園田1700mで実施。
2010年より地方全国交流、グランダムジャパン古馬シーズン指定競走になりました。
歴代優勝馬にはエレーヌ、エーシンクールディ、ロッソトウショウ、マンボビーン、エーシンサルサ、ディアマルコ、エーシンエールなど。
昨年は1~4着までを遠征馬が独占、地元最先着は5着カリブメーカーで、勝ち馬から1秒7もの差を付けられ完敗に終わりました。
グランダムジャパン指定、地方全国交流重賞になった2010年からの優勝内訳は地元馬5勝、遠征馬7勝と、地元勢が負け越している状況。
昨年の結果が結果だけに、地元勢としては何とかリベンジを果たしたいという感じではあるんですが、今年も昨年の優勝馬・名古屋のシーアフェアリーを初め、南関からもダートグレード競走でも上位争いしている浦和ダノンレジーナ、大井メモリーコウなど、非常に強力メンバーが遠征して来ました。
迎え撃つ地元勢は、重賞5勝馬ステラモナークが実績的に一応の大将格になりますが、同馬は昨年の兵庫サマークイーン賞で完敗とも言える6着に敗れています。
近年は強力メンバーが遠征している南関勢ですが、以外にも兵庫サマークイーン賞優勝馬は未だ出ていません。
南関勢の初タイトル、連覇が懸かるシーアフェアリー、昨年完敗のリベンジを期す地元勢共々、熱い戦いになりそうです。
◎10ダノンレジーナ
◯4シーアフェアリー
▲6ジュランビル
△12メモリーコウ
△3ステラモナーク
△11ユウキラフェール
2019年8月から2020年5月にかけて11連勝をマーク、一昨年のJpnⅠJBCレディスクラシック4着の実績がある浦和の◎ダノンレジーナ。
南関牝馬トップホースの1頭として常に第一線で活躍、これまで重賞4勝をあげ、6歳になった今年も近2走の重賞競走で2、1着と好調。2走前のしらさぎ賞はメンバー最重量となる57キロの斤量を背負い0秒2差の2着、前走の佐賀ヴィーナスカップは好位から勝負どころで早めから抜け出し着差以上の完勝、定量戦で力の違いを見せた。今回は初めての園田コースになるが、競馬場不問で力を発揮して来た馬なのでそこまで気にはならない。距離の守備範囲も広く、1600mで重賞2勝、1800mでもJpnⅠJBCレディスクラシックで好走しているだけに、初の1700mもこれまでの成績からベストに近い距離と言って差し支え無いだろう。前走1400m戦を使っている事から、ここはより楽に先行、直線早めに抜け出して押し切るパターンか。
昨年の兵庫サマークイーン賞の優勝馬で、連覇が懸かる名古屋の◯シーアフェアリー。


