7月3日(日曜日)小倉競馬場でサマースプリントシリーズ、芝1200mのハンデ重賞・CBC賞が行われます。





昨年のCBC賞はファストフォースが優勝。





発走は15:35です。

ハンデ戦です。







昨年は日本レコードで決着!!/開幕週の馬場での高速スプリント戦!

CBC賞は1965年に古馬によるハンデ重賞競走として創設されました。

創設~1969年は中京砂1800m、1970年からは新設された芝コースの1800mで実施、翌1971年~1980年は芝1400mに距離短縮、1981年~現在は芝1200mで行われています。

1990年からはGⅢ競走→GⅡ競走に昇格、かつて12月に行われていたGⅠスプリンターズステークスの前哨戦の位置付けを担って冬季に開催されていた事もありましたが、2006年より6月~7月に移行、1966年~2005年まで別定重量戦→ハンデ戦に、2012年からサマースプリントシリーズ対象競走となりました。

歴代優勝馬にはブラックバースビン、スリープレスナイト、ダッシャーゴーゴー、マジンプロスパー、ウリウリ、レッドファルクス、アレスバローズなど。


今年は昨年に続き開催日程変更の為、小倉競馬場で実施されるCBC賞。

昨年のCBC賞はファストフォースが1分6秒0の日本レコードで優勝。

今年も高速決着は濃厚、やはりある程度の持ち時計は必要と思われ、経験が浅い3歳馬にはその対応力が求められます。

これからを担うであろう3歳馬はもちろん、秋のGⅠスプリンターズステークスへ向けて早くも名乗りを挙げる馬はどの馬か。




◎8タイセイビジョン

◯2アネゴハダ

▲12スマートリアン

△16アンコールプリュ

△17ファストフォース

△3レジェーロ

△5テイエムスパーダ

△9ロードベイリーフ




昨年のGⅢCBC賞は4着、GⅠレースで2着、重賞2勝をあげているようにメンバー中実績最上位の存在である◎タイセイビジョン。
2歳時から1200m戦は使われてはいたが、基本的にマイルを中心にしたローテーションを組まれ、昨年のGⅢCBC賞から本格的にスプリント路線へ参入。その昨年のGⅢCBC賞は4着に終わっているが、超高速レコード決着の中、トップハンデ57キロを背負い、中団追走から0秒3差の僅差まで詰め寄った好内容。前走のL春雷ステークスでも高速決着の中、中団~後方から上がり32秒8の脚で2着まで追い上げた。今年も昨年同様トップハンデを背負うが、斤量は苦にしないし、高速馬場に対する適性も高い。1200m戦で勝ち星は無いがスプリント能力が高く、展開が向きそうなここも馬券内の期待は十分。




前走2勝クラスを優勝、今回は格上挑戦での重賞になるが、何と言っても軽量49キロが魅力の3歳牝馬◯アネゴハダ。
デビューからそれなりの活躍を見せ、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ、GⅠ桜花賞にも挑戦したが、マイル戦より好成績を残している1200m~1400mの方が現状は合っている印象。折り合い面が気は1400mでのレースではそこまで気にならなかったので、1200mならよりスムーズに追走出来るだろう。前走の2勝クラスは52キロだったとはいえ、他馬とはそこまで斤量差は無かったし、レースでも追い出しを待つ余裕があった感じでの完勝。桜花賞トライアルなど重賞でも上位争いした実績があるし、斤量49キロなら古馬相手の重賞でも期待は持てる。先団直後で脚を溜めやすい枠順も魅力。




今回はキャリア19戦目で初の1200m戦への出走となる▲スマートリアン。
早い時期からリステッド競走・重賞でもそれなりの走りを見せ、昨年4月にオープン入り。オープン入り後は中々勝利は掴めないが、上位を賑わす走りで好走、小倉競馬場は初めてになるが元々コースは問わないし、これまでのマイル、前走の1400mでの時計からは速いタイムの決着にも対応出来る。初の1200m戦・53キロで新たな一面を見せる可能性に期待。








馬券はタイセイビジョン中心の三連複で買いたいですね。