6月19日(日曜日)阪神競馬場で牝馬限定のハンデ重賞・マーメイドステークスが行われます。





昨年のマーメイドステークスはシャムロックヒルが優勝。





発走は15:35です。

ハンデ戦です。





初夏の牝馬限定ハンデ重賞/今年も波乱の可能性大!!


マーメイドステークスは1996年、牝馬重賞路線の充実を図られ創設。

創設~2005年は別定重量戦で行われ、2006年からハンデ戦として実施。

舞台はハンデ戦となった2006年は京都競馬場芝2000mで実施されましたが、2006年以外は創設から全て阪神競馬場芝2000mで行われています。

歴代優勝馬にはソリッドプラチナム、トーホウシャイン、ブライティアパルス、フミノイマージン、マルセリーナ、ディアデラマドレ、マキシマムドパリ、サマーセントなど。


マーメイドステークスは過去10年の三連単の配当は全て万馬券決着。

2017年は3番人気→2番人気→6番人気と、比較的人気サイドで決着しましたが、1番人気馬は馬券圏内を外しており、過去の傾向を見ても人気馬の信頼度はそこまで高くありません。

二桁人気馬の食い込みが目立つレースで、やはり牝馬限定のハンデ戦、しかも体調の変動しやすい時期に行われるので非常に難解なレースと言えるでしょう。

今年も波乱必至の雰囲気で、特に人気薄の軽ハンデ馬には十分に警戒したいところ。

混戦ハンデ重賞を制して、秋のエリザベス女王杯への手掛かりを掴むのはどの馬か。




◎3ソフトフルート

◯10アイコンテーラー

▲4ステイブルアスク

△12マリアエレーナ

△7ウインマイティー

△5トウシンモンブラン

△9ルビーカサブランカ

△1スルーセブンシーズ




3歳時にGⅠ秋華賞3着、GⅠエリザベス女王杯6着の実績を残した◎ソフトフルート。
昨年は5月に自己条件を優勝しオープン入り、新潟牝馬ステークスで0秒2差2着、続くGⅠエリザベス女王杯では後方から上がり2位となる36秒0の脚で4着に入った。
今年は勝ち星こそ無いが、3走前のGⅢ愛知杯はペースを考えれば厳しい位置だったが直線では大外から目を見張る追い込みで僅差の4着。GⅡ金鯱賞はレコードが出る高速決着で、位置取り的にも出番は無かった。前走のL都大路ステークスは好スタートから好位を追走、直線ではインコースのパトリックとの進路の取り合い、ゴール前でも寄られた影響で最後は追いにくい状態で終わってしまったが、それでも0秒2差の4着ならむしろ評価は出来る内容だった。阪神コースは勝ち星こそ無いが、昨年のGⅠエリザベス女王杯4着があるように決して悪くは無いし、前走のようにスタート次第では好位からの競馬も出来る。実績を考えれば54キロはやや恵まれた印象で、ここは秋へ向けて確実に賞金を加算させておきたいところで、川田騎手起用も陣営の勝負度合いの表れだろう。




昨年3歳時は重賞・オープンクラスの壁に泣いたが今年に入っての充実振りが目立つ◯アイコンテーラー。
昨年秋から古馬相手の自己条件を連勝してオープン入り、今年は重賞で掲示板を確保する5着、続くオープン特別・リステッド競走でも牡馬相手にいずれも3着と明らかな地力強化を印象付けている。前走のGⅢ新潟大賞典は好位からレースを進めるも、直線では馬場の荒れたインコースを通った為の敗戦で、そこまで悲観する内容では無い。今回は久々の牝馬限定のハンデ戦、牡馬相手のオープンクラスで上位争い出来ている馬なら十分に勝ち負けを狙える。追い切りの動きが良く状態は今季で一番と思えるし、陣営的にもここは目標にして来たレースだろう。逃げる馬を先に行かせて2番手~好位で流れに乗った位置で好勝負を期待したい。




デビュー3戦目の札幌芝2000mで初勝利、ダート戦で力を付けて格上挑戦での重賞初出走となる▲ステイブルアスク。
スタートの遅さから道中は後方追走の競馬になってしまう馬だが、良い瞬発力を持っており、準オープン戦での近2走は上がり最速の脚を使って好走。特に前走は久々の芝レース、最後方から直線だけの競馬になったが33秒3の脚で5着まで追い上げた。減った馬体が回復していたのも良かったが、芝でも変わらぬ切れ味は見せたし、洋芝だが元々初勝利は芝であげた馬。今回は格上挑戦での重賞初出走、相手は強いが斤量51キロを生かし、後は展開が向けば面白い。









馬券はソフトフルート中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。