5月8日(日曜日)新潟競馬場で芝2000mのハンデ重賞・新潟大賞典が行われます。





昨年の新潟大賞典はサンレイポケットが優勝。





発走は15:20です。

ハンデ戦です。







過去10年、1、2番人気馬の優勝は無し。難解・混戦のハンデ重賞!


新潟大賞典の前身は1977年まで福島競馬場で行われていた「福島大賞典」、1978年福島競馬場改修工事により新潟競馬場で行われた「新潟ステークス(福島大賞典)」。

1979年から現在の新潟大賞典にレース名を変更、同年から芝2000m、芝2200mと距離を変えながら行われていましたが、1995年より芝2000mに定着しました。

2002年より新装新潟競馬場・外回りコースを使用しています。

歴代優勝馬にはサイレントハンター、ダンツフレーム、オースミグラスワン、シンゲン、ヒットザターゲット、パッションダンス、スズカデヴィアス、メールドグラースなど。


レース傾向としては過去10年1、2番人気の優勝はなく、馬券を占う面で非常に難解なレースと言えます。

まあ、毎度ローカルハンデ重賞の時には同じ事を言っているようですが、実際過去の成績を見ると本当に難しいんですよ笑

もちろん、今回のメンバーも抜けた存在は居らず、馬券はローカルハンデ重賞で毎回になりますが手広く相手は押さえた方が良いでしょうね。




◎8カイザーバローズ

◯13ヤシャマル

▲2アイコンテーラー

△12シュヴァリエローズ

△9ステラリア

△4アルサトワ

△3スマイル

△7プレシャスブルー



デビューから大事にレースを使われ、今年2月の前走でオープン入りを決めた◎カイザーバローズ。
450キロ前後の小柄な馬体の馬だが、僅か7戦で4勝をあげ、オープン入りを果たした能力は高く評価出来るし、前走の同着馬は次走でリステッド競走を優勝と、この馬の力も改めて評価される結果を残した。
スタートや多少折り合いに不安はあるものの、今後更に良くなる余地はあるし、未完成の現時点でも既に高い能力を見せている。
今回は重賞初挑戦、斤量は少し見込まれた感じの55キロを背負うが、前走を見てもオープンでも能力は十分に通用するのは証明している。
脚質にも融通が利くし、新潟は初めてでも同じ左回りの中京で良績を残しているので問題無い。
久々でも追い切りの動きは良く、手頃なメンバーのここなら十分に好勝負に持ち込めるだろう。




昨年5月にオープン入り、以降は勝てないまでも僅差の勝負を演じている◯ヤシャマル。 
デビューからの4勝全てを東京コース・左回りであげている現役名うてのサウスポーの1頭。
昨年のGⅢ新潟記念で0秒1差4着の内容から舞台適性は高く、前走のGⅡ日経新春杯でも3着と、今回のメンバー、ローカルのハンデ重賞なら力は上位の存在。
左回りなら東京のみならず新潟でも過去2走、3着、4着と確実に走っており、力も昨年以上に付けている。
斤量54キロも手頃で、脚質にも融通が利くタイプ。
今回の手薄なメンバーは大きなチャンスで、自在な立ち回りで上位争いを期待したい。




昨年10月、新潟芝2000m戦を優勝してオープン入りを果たした▲アイコンテーラー。
オープン入り後はGⅢ愛知杯でハナを切ってルビーカサブランカの0秒3差5着と健闘、牡馬相手の近2走のオープン特別、リステッド競走でも連続3着とここ最近の充実振りは目を見張る。
右回りでも走れないが、全4勝を新潟競馬場であげている現役屈指の新潟巧者で、更に充実した今の状態で滅法強い得意コースで非常に期待が高まる。
手綱を取り続ける鞍上とも手が合うし、斤量52キロの最軽量は何よりの魅力。
脚質には拘らないが、今回のメンバー構成・枠順なら迷わず先行策が考えられる。
芝2000mの持ち時計も十分。








馬券はヤシャマル中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。