3月13日(日曜日)中京競馬場で芝2000mの重賞競走・金鯱賞が行われます。





昨年の金鯱賞はギベオンが優勝。






発走は15:25です。


優勝馬にGⅠ大阪杯の優先出走権が与えられます。


※11番ステラリアは松山弘平騎手からミルコ・デムーロ騎手に変更しています。










今年はより本番へ向けた前哨戦に

現役最強馬に挑戦状を叩きつけるのはどの馬か



金鯱賞は1965年、古馬による重賞競走として創設。


1965年~1969年は中京競馬場の砂馬場1800mで実施、1970年は小倉競馬場芝1800m、1971年からは例外を除き中京競馬場芝1800m、1996年より芝2000m戦に


開催時期も何度か変更され、1996年~2011年は6月上旬から5月下旬に行われGⅠ宝塚記念の前哨戦に、2012年~2016年は11月下旬から12月上旬に行われGⅠ有馬記念の前哨戦、2017年より現在の3月上旬に移り優先出走権が付与されるGⅠ大阪杯の前哨戦になりました。


歴代優勝馬にはタップダンスシチー、エイシンデピュティ、アーネストリー、ルーラーシップ、スワーヴリチャード、ダノンプレミアム、サートゥルナーリアなど。



レースの傾向としては過去10年で1番人気馬が4勝、2~5番人気馬も各1勝と、昨年こそ最低人気のギベオンが優勝しましたが、基本的に人気馬が力を見せています。


今年は香港チャンピオンズデーが地元馬限定戦となり、このレースを叩いてGⅠクイーンエリザベスⅡ世カップを予定していた馬は国内・GⅠ大阪杯へ目標を切り替えると思われ、例年以上に前哨戦として機能して来そうです。


GⅠ大阪杯にはエフフォーリアが出走を予定しており、現役最強馬に対してどの馬が挑戦状を叩きつけるのか注目です。





◎3ジャックドール


◯13サンレイポケット


▲5ポタジェ


△4ソフトフルート


△10レイパパレ


△6アカイイト


△7シャドウディーヴァ





現在リステッド競走を含む4連勝、いよいよ重賞レースに登場する◎ジャックドール。

馬体が減り続けての3歳時Lプリンシパルステークスは5着に敗れたが、休養させて馬体が増えて成長、自己条件を確実に連勝。

前走のL白富士ステークスは開幕週の馬場が味方した部分は大きいが、自身の地力も強化されて来たのか、ハナを取ってレースを進め、直線でも危なげない勝ちっぷり。

今回は大幅に相手は強くなるが、前走同様開幕週の馬場に加え、枠順も絶好。

番手からでも競馬は出来るが、枠順・馬場を考えれば恐らくここもハナを切るだろう。

時計勝負も望むところで、GⅠ大阪杯へ向けて上位争いを期待。






昨年5月のGⅢ新潟大賞典で重賞初制覇を飾った◯サンレイポケット。

重賞勝ちが無い時からGⅢ新潟記念、GⅡ毎日王冠ともに3着、昨年のGⅡ金鯱賞でも0秒2差6着と善戦。

成績通り左回りに滅法強い馬で、強豪相手のGⅠ天皇賞・秋、GⅠジャパンカップいずれも4着と、その左回り巧者振りを発揮して健闘。

GⅠジャパンカップから一息入れた前走、今年の始動戦・GⅡ京都記念では上がり2位33秒8の脚を使って3着と上々の内容。

プラス12キロだった前走を叩いて更に状態は上がってくるだろうし、何と言っても得意の左回りになるのはこの馬にとっては大歓迎。

芝1800mの持ち時計も十分で、ラストは確実に脚を伸ばして来るだろう。





▲ポタジェは4連勝で挑んだ昨年のGⅡ金鯱賞で0秒1差3着。

GⅢ新潟大賞典でサンレイポケットにタイム差無しの2着、GⅡ毎日王冠0秒2差3着、GⅠ天皇賞・秋6着など、いつ重賞を勝ってもおかしくないであろう実力馬。

前走のGⅡアメリカジョッキークラブカップはいつもより後方で脚を溜める競馬、直線では外を回しながらもジリジリ伸びてはいたが、少し持ち味が生きてこなかった感じでの5着。

今回は一度叩かれた上積みが見込めるし、距離は(4・4・1・1)とベストの芝2000m。

持ち時計から開幕週の高速決着でも十分に力を出せる。

前走からの巻き返しの期待大。










馬券はジャックドール中心の三連単で買いたいですね。