1月19日(水曜日)浦和競馬場で3歳馬による重賞競走・ニューイヤーカップが行われます。
昨年のニューイヤーカップはトランセンデンスが優勝。
発走は15:45です。
地元・浦和5頭、船橋3頭、大井、川崎各2頭の計12頭で争われます。
羽田盃、東京ダービーを目指して
今年最初の南関3歳重賞
ニューイヤーカップは1958年〝ニューイヤーハンデ〟の名称で創設。
1962年より現在の〝ニューイヤーカップ〟に変更、今年で第65回を迎える浦和競馬伝統の重賞競走。
距離は創設1年目のみ2000m、翌年、翌々年が1400m、以降は一貫して1600mとして行われていましたが、今年から1500m戦に変更されました。
ハイレベルな競馬が展開されている南関東、当地3歳馬の最高峰レースである東京ダービーを目指して争われる年明け最初の南関東3歳重賞です。
1月の年明けから、春の南関クラシックでも注目されそうな素質馬が多く出走してきた印象で、まずは京浜盃、羽田盃を前に、どの馬が早々と名乗りを挙げてくるか楽しみです。
◎1ノブレスノア
◯5ミゲル
▲12ダイナソー
△6フレールフィーユ
△3リヴィフェイス
△9バイザウェイ
△8カイル
デビューから7戦5勝、ハイセイコー記念の優勝馬◎ノブレスノア。
4連勝で挑んだ鎌倉記念はスタートからハナを切るも終始息を入れ辛い形になり、結果先着されたシルトプレ、ママママカロニ2頭に展開が向く形になって3着。
ハイセイコー記念では鎌倉記念と同じくハナを切り、直線で馬体を併せてきたミゲルに交わされるかと思いきや、二枚腰を発揮、競り合いを制して重賞制覇を飾った。
前走のJpnⅠ全日本2歳優駿はJRAの強豪相手、先手をとれず、3コーナー手前からひと脚を使って前に行く気配を見せるも結果11着に大敗。
前走は相手関係はもちろん、自身の競馬が出来なかったレースで参考外。
今回は南関東所属馬同士、先手を取るには絶好の1枠1番が当たった。
昨年と同じ小久保厩舎、森泰斗騎手のコンビで、当然ここは首位争い。
これまでの2勝は1000m、1200m戦だが、1600mのハイセイコー記念でも2着と距離の融通性を見せている◯ミゲル。
デビュー2、3戦目は勝ち切れなかったが、距離を短縮した1200m戦で2勝目、1600mの平和賞では1コーナーまでに外からの馬が内に切れ込んで来た形で位置取りが後ろになってしまい5着。
ハイセイコー記念ではピッタリとノブレスノアに付けて直線に向くと一気に交わして先頭に立つ勢いも、最後は相手の驚異的な粘り腰に屈して2着。
前走の1200m戦は最内枠の馬が出遅れ、3番枠のミゲルがハナを切る形になり、最後は勝った馬の目標にされてしまった2着。
それでも僅かアタマ差で、ハイセイコー記念と同じく勝ちに等しい内容。
もちろん距離は問題無いし、脚質にも大きな注文は付かないが、自らハナを切るよりは何かを先に行かせて好位から前の馬を目標にする形が一番持ち味を発揮出来そう。
能力的には過去の対戦からノブレスノアとはそこまで差は無い。
今回がホッカイドウ競馬からの転入初戦になる▲ダイナソー。
門別では1200mの栄冠賞こそ7着に敗れたが、初の1700m戦を快勝、ブリーダーズゴールドジュニアカップでシャルフジン、モーニングショーと強豪2頭に敗れるも3着、サッポロクラシックカップではそのモーニングショーに先着する2着。
サッポロクラシックカップをレコードタイムで優勝したリコーヴィクターは次走のJpnⅢJBC2歳優駿でも3着に入ったように、0秒2差2着だったダイナソーの能力の高さは十分に証明している。
ダイナソー自身はJpnⅢJBC2歳優駿で6着だったが、先行勢には厳しい展開で、そんな中3番手追走からの6着なら内容自体は悪くはなかった。
今回の1500mは気持ち距離は短く感じるが、ハイレベルな相手と戦ってきた実績は一目置くべきで、枠順は痛いが、手堅く走ってくる力は軽視出来ないだろう。
馬券はノブレスノア中心の三連単で買いたいですね。

