1月10日(祝・月)中山競馬場で芝1600mの3歳牝馬限定重賞・フェアリーステークスが行われます。
昨年のフェアリーステークスはファインルージュが優勝。
発走は15:35です。
※16番フィールシンパシー号は田辺裕信騎手から坂井瑠星騎手に変更しています。
桜の舞台を目指して争われる年明け最初の3歳牝馬重賞
フェアリーステークスは1984年、テレビ東京賞3歳(旧表記)牝馬ステークスとして創設。
1994年より現在のレース名に変更、距離も中山芝1600m→中山芝1200m、そして2009年(2008年は休止)より再び中山芝1600mになりました。
中山芝1200mで実施されていた時はスプリント志向が強い馬が出走していた印象ですが、現在の年明け1月、中山芝1600mになった事で、GⅠ桜花賞を見据えたレースとしての重要度が高くなりました。
昨年の優勝馬ファインルージュはその後、GⅠ桜花賞3着、GⅢ紫苑ステークス1着、GⅠ秋華賞2着と活躍。
今年もファインルージュに続く活躍を見せてくる馬がここから出て来るかも知れませんね。
◎3スターズオンアース
◯8ライラック
▲4ニシノラブウインク
△1エバーシャドネー
△9エリカヴィータ
△2ビジュノワール
△5スクルトゥーラ
△6スピードグラマー
新潟芝1800mのデビュー戦では上がり最速の脚を使うも3/4馬身差の2着、2戦目の東京マイルの未勝利戦で順当勝ちした◎スターズオンアース。
前走の赤松賞は1番人気に支持されるも大外枠が影響、引っ掛かる場面があり、直線での差し脚が鈍くなってしまい3着。
今回は初の中山コースだが、マイルの距離は悪くないし、何より脚を溜めやすい内枠が当たったのは大きい。
まともに脚を溜められれば前走でもナミュールにあそこまで放されなかったと思う。
混戦メンバーのここなら力はやや上位か。
2019年のGⅢ札幌2歳ステークスを優勝したブラックホールを兄に持つ◯ライラック。
デビュー前から評判は高かった馬だが、東京芝1800mのデビュー戦を1番人気に応えて優勝。
しかし、前走のGⅢ京都2歳ステークスは牡馬相手、初の関西への輸送によるマイナス10キロの馬体、小柄な馬なので馬体減が最大の敗因と思われる8着。
恐らく今回は馬体重の回復が見込めるし、輸送減りの心配が無い中山競馬場。
前走2000mを使ったあたりはGⅠオークスを見据えた部分はあったと思うが、マイルでも牝馬限定戦なら当然見直しは必要だろう。
既にメンバー最多5戦のキャリアを誇る▲ニシノラブウインク。
昨年6月のデビュー戦から前走の東京芝1600mの未勝利戦1着までの5戦全てが3着以内と、相手なりに堅実に走っている。
デビュー3戦目の中山芝1600mの未勝利戦では、後にGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズを優勝するサークルオブライフの0秒4差2着と、水準以上の能力を示す走りを見せている。
現時点であらゆるペース・展開に対応出来ているし、中山芝1600mを経験済みなのも非常に魅力的。
位置取りにも融通が利くし、好位からでもひと脚を使える馬なので、脚を溜めやすい枠順も良い。
人気も手頃そうなので、ここも持ち前の堅実性で上位進出が期待出来る。
馬券はスターズオンアース中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。
何とか明日に繋げたかな?


