明日、大井競馬場で南関東所属牝馬限定 1600mの重賞競走・東京シンデレラマイルが行われます。
発走は16:30です。
地元・大井9頭、浦和5頭、船橋、川崎各1頭の計16頭で争われます。
好メンバーの競演、南関牝馬戦線を締め括る一戦
年の瀬に争われる南関所属牝馬限定重賞で、SⅢ格付けながら南関牝馬戦線を締め括るべく毎年好メンバーが揃います。
東京シンデレラマイルは勝ち馬に優先出走権が付与される翌年の牝馬ダートグレード競走・JpnⅢTCK女王盃、JpnⅡエンプレス杯へ向けたステップ競走の位置付け。
ダート牝馬戦線はアメリカ・GⅠブリーダーズカップディスタフを優勝したマルシュロレーヌは別格として、現実的にはJpnⅠJBCレディスクラシックを制したテオレーマ、ダートグレード競走4勝の船橋サルサディオーネが来年の中心になってくる感じ。
好メンバーが揃いましたし、ここから新たに牝馬ダートグレード戦線を賑わす存在が登場するか注目したいですね。
◎7ダノンレジーナ
◯5サルサレイア
▲10ミラバーグマン
△1マルカンセンサー
△14レイナブローニュ
△3グロリオーソ
△9ラインカリーナ
△4フクサンローズ
昨年はJpnⅠJBCレディスクラシック4着、その後シンデレラマイルトライアル、東京シンデレラマイルを連勝した◎ダノンレジーナ。
今年は春にしらさぎ賞で重賞2勝目をあげたが、秋のJpnⅢオーバルスプリントはスタートでの出遅れが響き9着、前走のJpnⅠJBCレディスクラシックはすんなり好位を見る位置に付けるも勝負どころから追走に苦労する形で6着と悔しい結果に終わった。
今回は昨年制したレース、1600mでの持ち時計はメンバー最上位。
別定重量で57キロは楽では無いが、評価が落ちてきたここは逆に狙い目と思うし、巻き返してきて当然の実力馬。
姉は今年のJpnⅡ日本テレビ盃他ダートグレード4勝のサルサディオーネ、その妹◯サルサレイア。
昨年のJpnⅢクイーン賞3着などJRA勢相手のダートグレード競走でも善戦しているが、地方限定牝馬重賞でも勝ち切れていないのは、やはり後方脚質故に展開が大きく関わってくる為だろう。
今回も勝ち切れるかは微妙な所だが、少なくとも前走から相手関係は軽くなるし、何より先行勢が多いここは展開が味方しそうな感じ。
そして鞍上は〝大井の帝王〟的場文男騎手。
渾身の騎乗で馬券内突入を期待。
今回は魅力的な3歳馬5頭が出走、その内の1頭である▲ミラバーグマン。
デビュー戦を6馬身で圧勝、以降は名古屋に遠征しての若草賞2着、7月に自己条件に使われるとシンデレラマイルまで4戦3勝3着1回と一気に重賞まで意識させる所まで来た。
脚質に自在性もあるし、1600mの持ち時計1分40秒7なら重賞の今回でも十分に通用する。
馬券はダノンレジーナ中心の三連複で買いたいですね。