明日、中京競馬場で芝2000mハンデの重賞競走・中日新聞杯が行われます。
昨年の中日新聞杯はボッケリーニが優勝。
発走は15:35です。
ハンデ戦です。
中京競馬場で行われる難解な芝中距離ハンデ重賞・中日新聞杯
師走に行われるハンデ重賞で、立ち位置的には先週のGⅢチャレンジカップと同じく翌年の中距離GⅠ大阪杯へ向けた路線のレースになりますね。
ただ、やはりハンデ重賞という事で、ローカル開催の芝中距離重賞を一貫して使う馬も居ており、どちらかと言えば裏路線的な重賞競走の印象ですね。
まあ、ここを使ってくる馬の理想はGⅢ中日新聞杯→GⅡ金鯱賞→GⅠ大阪杯といったところでしょうか。
実際に上のようなローテーションを見据えた馬も居てる可能性もありますし、芝中距離戦線の新星が登場するか楽しみです。
◎10ボッケリーニ
◯9シゲルピンクダイヤ
▲12ディアマンミノル
△13ヤシャマル
△14ラーゴム
△3アドマイヤビルゴ
△5ラストドラフト
△2ショウナンバルディ
昨年のGⅢ中日新聞杯の優勝馬で連覇が懸かる◎ボッケリーニ。
今年は4戦し、勝ち星は無いがGⅢ小倉大賞典でハナ差の2着、GⅢ新潟大賞典、GⅢ中京記念でも0秒4差以内、前走のLアンドロメダステークスでもトップハンデを背負いながらハナ差2着と負けて強しの内容。
今回は休み明けを叩いて2走目の上積みが見込め、57.5キロを背負うが前走以上の状態にはあるだろう。
自在性がある脚質なのであまり展開に左右されにくいので大崩れも少ない馬。
コーナーで極端に置かれなければ好勝負だろう。
3歳時はGⅠ桜花賞2着、GⅠ秋華賞3着、昨年のGⅢ中日新聞杯でボッケリーニのクビ差2着の実績馬◯シゲルピンクダイヤ。
今年は勝ち星こそ無いが春のGⅠヴィクトリアマイルでグランアレグリアの5着。
近2走はともに10着に終わっているが、勝ち馬から極端に放されている訳ではなく、渋とく食い下がれば昨年のGⅢ中日新聞杯のように、いつ上位に顔を出しても不思議では無いだろう。
主戦の和田竜二騎手が乗り続けている事も好感が持てるし、安定して好位に付けられる脚質も魅力的。
人気はそこまでしないと思うので、昨年と同じ斤量で馬券内を期待したい。
昨年秋に2連勝しGⅠ菊花賞にも出走した▲ディアマンミノル。
そのGⅠ菊花賞こそコントレイルの前に13着に終わったが、今年3月に晴れてオープン入り、直後のLメトロポリタンステークスでは上がり最速タイの脚で0秒1差3着と明らかな地力強化を示した。
GⅢ函館記念は上がり最速タイで4着、GⅡ京都大賞典、前走のGⅡアルゼンチン共和国杯ともに上がり最速で4、5着とハマれば重賞タイトル奪取の期待する感じさせる。
極端な競馬しか出来ないが、展開に関わらずラストは確実に脚を使ってくる馬。
中京コースで勝ち鞍もあり、瞬発力勝負になれば勝機は十分にあるだろう。
馬券はボッケリーニ中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。
続いて土曜中山競馬場のメインレース、ダート1800mハンデのリステッド競走・師走ステークスです。
昨年の師走ステークスはタイキフェルヴールが優勝。
発走は15:25です。
ハンデ戦です。
本命は◎7アッシェンプッテル。
これまでGⅢレパードステークス12着、GⅢ平安ステークス13着と重賞では厳しい結果に終わっていたアッシェンプッテル。
昨年秋から地力が増して、JpnⅢクイーン賞2着、牡馬混合のオープン特別でも上位争い、今年のJpnⅢブリーダーズゴールドカップでは3着と今が最も充実している印象を受ける。
中山ダートは昨年のラジオ日本賞4着以来2度目になるが、この時も上がり最速をマークしているようにコース適性は十分あるはず。
脚質に偏りがある馬だが、53キロは魅力だし、雨が降って脚抜きの良いダートになれば尚良いだろう。
馬券はアッシェンプッテル中心の三連複で買いたいですね。
最後に土曜阪神競馬場のメインレース、芝1600mのリステッド競走・リゲルステークスです。





