明日、大井競馬場で南関東所属馬による1800mの重賞競走・勝島王冠が行われます。







昨年の勝島王冠はカジノフォンテンが優勝。








発走は20:10です。



地元・大井10頭、船橋3頭、川崎2頭、浦和1頭の計16頭で争われます。












南関東所属馬によるGⅠ東京大賞典の前哨戦・勝島王冠



2009年に重賞競走になり、年末に行われるGⅠ東京大賞典の優先出走権が付与される前哨戦としての位置付けになりました。



2018年より南関東格付けSⅢからSⅡに昇格されるとモジアナフレイバーが連覇、昨年はカジノフォンテンが優勝、続くGⅠ東京大賞典でもオメガパフュームの2着に入り、今年はJpnⅠ競走を2勝するなど大きく飛躍しました。



近年の優勝馬からGⅠ東京大賞典はもちろん、今後の南関東を背負っていく馬が今回のメンバーから登場する可能性もありますし好レースを期待したいですね。






◎10リコーワルサー


◯7リッカルド


▲15フィアットルクス


△5コズミックフォース


△11ワークアンドラブ


△1トランセンデンス


△16デアフルーグ


△2セイカメテオポリス






勝島王冠には過去2回出走し3着、4着、これまで重賞勝ちは無いが2018年の羽田盃2着など強豪相手に好勝負を続けている◎リコーワルサー。

今回はホッカイドウ競馬から大井に再転入、門別では勝利こそあげられなかったが常に上位を賑わし、前走の道営記念でも好位から渋とく粘って4着と善戦。

2000mでは少し甘くなる感じがあり、ダート1800mで勝ち星は無いが、通算(0・2・1・1)、全て4着以内と得意にしている距離。

逃げる馬を先に行かせてスムーズに先行出来れば好勝負可能だろう。







JRA在籍時に2016年GⅢエルムステークスを優勝しているグレードウイナー◯リッカルド。

南関東転入後は当地の水が合い、2018年には重賞4連勝、JpnⅠ帝王賞4着など、実績は今回のメンバー中最上位の存在。

10歳になった今年も7月~9月にかけて3連勝、好メンバーが揃った前走の埼玉新聞栄冠賞でも外を回しながらも積極的な競馬で3着と、衰えるどころか更に充実している印象。

斤量を苦にする馬では無いが、前走からの1キロ減は好材料。

近走は左回りに良績が集中している感じだが、大井コースでも重賞3勝をあげているように右回りも特に気にする必要は無いだろう。







JRAでは8戦未勝利ながら大井に転入すると17戦14勝で重賞・ブリリアントカップまで優勝した▲フィアットルクス。

重賞初制覇後も、大井記念で後にJpnⅠJBCクラシックを優勝するミューチャリーの2着、2400m戦の東京記念でも渋とく食い下がり3着と、今や層の厚い南関東古馬路線の中核的な存在になった。

前走の埼玉新聞栄冠賞は南関東転入後初の左回りが影響してか、3~4コーナーで置いていかれ8着に大敗。

今回は全14勝あげている右回りの大井コース、その内大井1800mでは7勝7勝。

得意のコース替わりで巻き返しを期待。















馬券はリコーワルサー中心の三連複で買いたいですね。