本日、阪神競馬場のメインレースは芝2000mの重賞競走・チャレンジカップです。
昨年のチャレンジカップはレイパパレが優勝。
発走は15:45です。
今後の芝中距離路線を占う重賞競走・チャレンジカップ。
今年から優勝馬には来年2月にサウジアラビアで行われるサウジカップデーのネオムターフカップ(GⅢ・芝2100m)の優先出走権が与えられる事になり、以前より重要度が高くなってきましたね。
昨年の優勝馬レイパパレはここから同コースで行われた翌年春のGⅠ大阪杯も優勝。
今後の中距離戦線を占う意味ではGⅢ競走ながら重要度は高くなってきそうな雰囲気はありますね。
今年は11頭立てと頭数は落ち着きましたが、今後が非常に有望な3歳馬も出走して来ましたし、来年の中距離の大舞台へ向けて、どの馬が名乗りを挙げるのか注目です。
◎11ソーヴァリアント
◯9アルジャンナ
▲1ジェラルディーナ
△7ペルシアンナイト
△4マイネルウィルトス
△6ヒートオンビート
2頭出走してきた3歳馬の1頭◎ソーヴァリアント。
GⅡ弥生賞で4着、札幌での自己条件2戦はいずれも力の違いで楽勝、GⅡセントライト記念では惜しくもクビ差2着。
GⅠ菊花賞は残念ながら疲労が残っていた影響で回避したが、その分十分に調整期間は得られたと思う。
GⅠ菊花賞でもそれなりの支持を集めていたと思われるが、本質的には今回の中距離戦の方が適性は高そうな感じ。
先行しても速い脚を使える馬だし、札幌での走りから力が要る馬場でも問題無い。
今週から阪神芝はBコース替わりだが、芝が綺麗な場所を走れる事から外枠も大きなマイナスにはならないし、内の有力どころを見ながらすんなり好位に付けられそう。
高い素質を持った重賞級の馬と思うので、ここで好結果を出して今後に繋げて欲しいところ。
2歳時のGⅢ東京スポーツ杯2歳ステークスでは5馬身差を付けられたが、あのコントレイルの2着に入った◯アルジャンナ。
GⅢきさらぎ賞3着、GⅢ毎日杯2着、近走はマイルを中心にレースを使われ、4月のGⅡマイラーズカップでは2着と、そろそろ重賞タイトルを手にしたいところだろう。
1番人気に支持されたGⅢエプソムカップは良馬場発表ながら緩い馬場になってしまい、前走は少しポジションが後ろになり過ぎた印象。
今回はデビュー戦以来の2000mになるが、阪神コースは得意だし、いつでも重賞取れるだけのポテンシャルは既に証明している。
良馬場でしっかり折り合えばラストは切れる脚を使える馬。
距離替わりのここは見直したい。
名牝ジェンティルドンナを母に持つ▲ジェラルディーナは昨年のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズにも挑戦したが、じっくり自己条件を使われて現在3連勝。
馬体が成長して本格化を窺わせている楽しみな良血馬で、ここは試金石にはなるが、昨年のレイパパレのように勢いで突破する可能性は十分。
2000mは初めてになるが、GⅠ秋華賞も視野に入れられていたようだし、モーリス産駒だが母を考えればこの距離ならこなせるだろう。
前走後から目標をGⅢチャレンジカップに定めていたようで、仕上がり具合は良いと思われる。
後は内枠を上手く捌ければ。
馬券はソーヴァリアント中心の三連単で買いたいですね。

