明日、園田競馬場で2歳馬による1400mのダートグレード競走・兵庫ジュニアグランプリが行われます。
昨年の兵庫ジュニアグランプリはデュアリストが優勝。
発走は第7レース、15:40です。
JRAから5頭、地元・兵庫4頭、大井2頭、北海道1頭の計12頭で争われます。
全日本2歳優駿へ向けてのステップ競走・兵庫ジュニアグランプリ。
これまでアングロ・アラブ系競走馬による競馬が実施されてきた兵庫県競馬にサラブレッド系競走馬が導入された1999年。
兵庫ジュニアグランプリはサラブレッドが導入された同年に創設された兵庫県競馬初のダートグレード競走で、2007年よりJpnⅢ競走からJpnⅡ競走に昇格。
第1回の優勝馬は3~4コーナーからマクりを打って直線押し切った武豊騎手鞍上のアドマイヤタッチ。
過去22年、このレースの優勝馬の所属内訳はJRA18勝、北海道2勝、笠松、浦和が各1勝。
地元・兵庫所属馬は2001年ホクザンフィールド、2004年ジョイーレ、2005年レッドペガサスいずれも2着が3回と、未だ優勝はありません。
今年こそ地元所属馬による悲願の優勝を見たいところですが、主力となる兵庫若駒賞上位馬は軒並み回避し、非常に厳しい布陣。
どこまで戦えるか。
◎6ヒストリックノヴァ
◯10セキフウ
▲5コンバスチョン
△8プライルード
△3エンリル
△4イチローイチロー
△7トモノボーイ
デビューしてからの2戦は芝を使われ4着、5着、ダートに変わった3戦目は7馬身差の圧勝を飾った◎ヒストリックノヴァ。
1番人気に支持されたJpnⅢエーデルワイス賞では終い切れた勝ち馬にクビ差交わされるも先行して2着。
展開を考えれば勝ちに等しいレース振りで負けて強しの内容だった。
今回はJRAから大井に転入しての初戦、初の園田競馬場1400mになるが、距離は芝だがデビュー2戦目の新潟で経験済み、稍重の馬場で勝ち馬から0秒5差ならこなせても不思議ではない。
小回りコースにさえ対応出来れば。
JRA2勝馬◯セキフウは芝のデビュー戦こそ6着に敗れるもダートに矛先を変えてからはレース振りが一変。
初ダートの2戦目で上がり最速の脚で3着、ダート2戦目の未勝利戦、1勝クラス・なでしこ賞と連勝。
特に前走のなでしこ賞では隣の馬とぶつかって出遅れるも、3~4コーナーで外に出されると長く良い脚を使ってアタマ差前に出て優勝。
砂を被ると良くない面はあるようなので、今回の外目の枠はこの馬にとっては好材料。
流石に小回り園田1400mで前走のようなレース振りでは厳しい感じはするも、外目からスムーズに上がって行ければこなしてくれるだろう。
JRAの▲コンバスチョンはダート1400mで2戦2勝。
デビュー戦は4馬身差を付けて完勝、2戦目のヤマボウシ賞では着差は僅かだったが中々の走破時計で優勝。
いずれも好位追走からの上がり最速、脚質的にも園田コースに上手く対応出来そう。
前走後はこのレースを目標に仕上がりは良さそうで、後は初の右回りへの対応だけか。
馬券はヒストリックノヴァ中心の馬単、三連複で買いたいですね。