明日の東京競馬場のメインレースは芝1400mハンデのリステッド競走・オーロカップです。
昨年のオーロカップはプールヴィルが優勝。
発走は15:30です。
ハンデ戦です。
本命は◎11ダディーズビビッド。
1600mで2勝、重賞では苦戦続きも近2走は古馬相手のリステッド競走で健闘。
初の1400mになったL橘ステークスは4馬身差の完勝を決めたように、掛かる気性から距離短縮で良さが出てきた。
鞍上が制御不能になった重賞・葵ステークス16着のようにスプリント戦でも未だ不安はあるものの、圧勝だったL橘ステークス、新潟での2走を見る限りは竹之下騎手と手が非常に合っている印象で、今回も上手く乗ってくれるだろう。
引き続き左回りの1400mは陣営も狙っての事と思われ、そろそろ馬券内以上の走りを期待したいところ。
馬券はダディーズビビッド中心の馬単で買いたいですね。
続いては福島競馬場のメインレース、ハンデの重賞競走・福島記念です。
昨年の福島記念はバイオスパークが優勝。
発走は15:20です。
ハンデ戦です。
芝中距離のハンデ重賞・福島記念。
同日行われるGⅠエリザベス女王杯の裏で実施されるGⅢ福島記念になりますが、GⅢ七夕賞と並び福島巧者にとっては大きな目標になるレースですね。
2017年の優勝馬ウインブライトは後に海外GⅠ2勝をあげる大活躍。
来年の芝2000mのGⅠ大阪杯など、芝中距離戦線での活躍を目指す馬にとっては大舞台へ向けて、ここで賞金加算・好結果を出しておきたいところ。
福島巧者はもちろん、ローカル開催の2000mが得意な馬が揃い、面白い戦いが見られそうです。
◎4ヴァンケドミンゴ
◯2ココロノトウダイ
▲12ヒュミドール
△10アラタ
△13バイオスパーク
△3ブラヴァス
△9ステイフーリッシュ
△11エフェクトオン
全4勝全てを福島競馬場であげている現役屈指の福島巧者◎ヴァンケドミンゴ。
重賞勝ちは無いが、昨年のGⅢ七夕賞3着、1番人気に支持されたGⅢ福島記念では勝ち馬とタイム差無しの2着と流石のコース巧者振りを見せている。
今年は4走し、いずれも案外な成績に終わっていたが、休み明けの前走は上がり最速の脚で勝ち馬にクビ差まで迫る2着と気を吐いた。
休み明けを叩かれて今回は馬体も締まってくるだろうし、今年の最大目標であろうここは非常に良い状態で出走出来そう。
鞍上酒井学騎手との相性は抜群で、昨年より人気は下がりそうだが今年も好勝負を期待したい。
◯ココロノトウダイもコース成績通算(3・1・0・0)の福島巧者。
今年はGⅢ中山金杯でタイム差無しの2着と健闘、勝ち馬ヒシイグアスはその後GⅡ中山記念も優勝、GⅠ天皇賞・秋でも5着に入っている実力馬。
GⅢ中山金杯の結果から重賞を勝てる力はあるだろうし、メンバー的にもチャンスは十分。
2番人気に支持された前走は9着に終わったが、一度レースを使われた上積み、叩き2走目と逆算しての得意コース・GⅢ福島記念出走は予定通りだろう。
前走から2キロ減の55キロ、ロス無く立ち回れそうな好枠も魅力。
2600mだが福島コースで1勝、2走前に夏のGⅢ小倉記念で2着がある▲ヒュミドール。
前走のGⅡ京都大賞典はダービー馬マカヒキ復活の中で10着に敗れたが、関東からの輸送による10キロの馬体減、直線では窮屈な場面があり、度外視出来る内容。
GⅡ日経賞4着の実績もあり、GⅢ小倉記念の結果からもハンデの重賞なら十分に力は足りる。
前掛かりなタイプが多く揃った今回、コース形態も考えると展開もこの馬に向く可能性は高い。
ラストは確実にひと脚は使える馬なので、人気も無いだろうし、急かさずじっくり溜める競馬で。
馬券はヴァンケドミンゴ中心の三連複で、相手は手広く押さえたいですね。



