本日、阪神競馬場のメインレースはダート1800mの重賞競走・みやこステークスです。







昨年のみやこステークスはクリンチャーが優勝。










発走は15:45です。



優勝馬にGⅠチャンピオンズカップの優先出走権が与えられます。














1ヶ月後に控えるダートGⅠチャンピオンズカップの前哨戦・みやこステークス。




ダート界のチャンピオンホース・クリソベリルが引退、JRA所属のダートトップクラスは先日の金沢・JBC競走に出走し不在。



ここはそんなダートトップクラスに対しての挑戦権、GⅠチャンピオンズカップ出走へ向けての戦いになりそうですね。



絶対的な主役不在のダート路線に、新たな新星がここから登場するか。






◎7スワーヴアラミス


◯11クリンチャー


▲6ロードブレス


△3メイショウハリオ


△10メイショウムラクモ


△9オーヴェルニュ


△4ヴェンジェンス






昨年のGⅢマーチステークス、今年のGⅢエルムステークスと重賞2勝している◎スワーヴアラミス。

初重賞制覇を飾った昨年のGⅢマーチステークス以降は少し勝ち馬から離された結果が続いていたが、今年の札幌・函館開催のレースから復調。

前走の金沢・JpnⅢ白山大賞典は不良馬場のレコード決着、脚質的に有利になったメイショウカズサ、後のJpnⅠJBCクラシックを優勝したミューチャリーに次ぐ3着と悪い内容では無かった。

ダート1800mは(4・2・0・2)とベスト、阪神ダートコースに限っても(1・3・1・1)と前走からの舞台替わりも良い。

馬場も前走の不良馬場から力の要るダートの方が良さそうで、好位からひと脚を使ういつも通りの競馬で好勝負を期待。







芝でGⅡ京都記念優勝、2018年のフランス・GⅠ凱旋門賞にも出走した◯クリンチャー。

フランスから帰国すると精彩を欠くレースが続いていたが、昨年初戦からダートに矛先を移すと、当初は勝ち切れない競馬が続くも、高いダート適性を見せて同年のGⅢみやこステークスを優勝した。

今年はJpnⅢ佐賀記念、JpnⅢ名古屋大賞典と力の違いを見せて楽勝、JpnⅠ帝王賞でも3着と健闘。

秋に予定していたJpnⅠJBCクラシックは補欠一番手で残念ながら除外。

ただ、JpnⅠJBCクラシックへ向けて調整されていた分、仕上がりは上々だろう。

阪神ダートは昨年のGⅢみやこステークス優勝を含め(1・3・1・1)と悪くない。

馬場状態も問わないし、脚質にも融通が効く馬。

ここも手堅く走ってきそう。







▲ロードブレスは昨年のJpnⅡ日本テレビ盃で重賞制覇、直後のJpnⅡ浦和記念ハナ差2着の実力馬。

2番人気のJpnⅠ川崎記念は5番手からの競馬だったが、前が止まらない馬場・展開で6着。

近走は勝ち切れないも重賞レースで健闘、前走を見ても、58キロを背負って中団から差し脚を伸ばして0秒3差3着と脚質にも幅が出てきた。

阪神ダートも4月に行われた同舞台・GⅢアンタレスステークス3着と全く問題無い。

この馬にとっては久しぶりの57キロは良いだろう。










 






馬券はスワーヴアラミス中心の馬単、三連複で買いたいですね。


 

 

 

 








続いて東京競馬場で行われます芝2500mハンデの重賞競走・アルゼンチン共和国杯です。







昨年のアルゼンチン共和国杯はオーソリティが優勝。









発走は15:35です。



ハンデ戦です。













秋の中長距離戦線のハンデ重賞・アルゼンチン共和国杯。




2008年は53キロの軽ハンデを生かして優勝したスクリーンヒーローは続くGⅠジャパンカップも制覇。



スクリーンヒーローの他にも、アドマイヤジュピタ、トーセンジョーダン、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードなど、後のGⅠ勝ち馬を多く輩出しているレース。



ハンデ重賞の為、一流クラスの出走は少ないものの、今後に控えるGⅠジャパンカップ、そして年末のGⅠ有馬記念へ向けて重要なステップ競走です。








◎5フライライクバード


◯3サトノソルタス


▲10オーソリティ


△12マイネルウィルトス


△11ゴースト


△6アイアンバローズ


△8アイスバブル







デビュー4戦目で初勝利、続く1勝クラスと連勝、クラシックでも期待されていた◎フライライクバード。

しかし、2番人気に支持されたダービートライアル・GⅡ青葉賞では減り続けた馬体も影響してか8着。

立て直された秋は後の菊花賞2着馬アリストテレスと好勝負を演じるも、2勝クラスを勝ち切れず、結局クラシックには不出走に終わった。

今年は前走9月の準オープン戦を勝ち、再び重賞の舞台に。

東京はGⅡ青葉賞以来だが、左回りは通算(2・1・1・1)と得意で、広いコースも脚質からプラスに働くだろう。

父が2008年の勝ち馬スクリーンヒーローというのも魅力。







父ディープインパクト、母はGⅠ3勝をあげたアメリカの名牝アイランドファッションという良血馬◯サトノソルタス。

母譲りの芦毛の馬体、その血統からクラシックへの期待は高く、GⅢ共同通信杯で2着に入るもダービートライアルで6着に敗退、ダービーには残念ながら出走出来なかった。

自己条件戦を優勝すると再びオープンクラスに上がり、昨年のGⅡ金鯱賞ではサートゥルナーリアの2着、今年のGⅢ新潟大賞典でもタイム差無しの3着と力を見せている。

前走のGⅡオールカマーは6着に敗れるも、後方から外を回し、上がり最速(3頭)をマークしての物で内容は悪くは無かった。

左回りは重賞で上位に来ているように得意で、2500mの距離も前走のようにラストまで伸びていた事から悪くはない。







昨年の優勝馬で連覇が懸かる▲オーソリティはトップハンデ57.5キロを背負う。

GⅠでは壁に跳ね返されているが、昨年のGⅡ青葉賞優勝、今年のGⅢダイヤモンドステークス2着など、府中の長丁場に高い適性がある馬で、トップハンデはその能力を見込まれての物だろう。

3歳だった昨年のGⅡアルゼンチン共和国杯は大外枠ながらも好位に付け、上がり34秒4の脚で優勝。

昨年に比べてもメンバー的な恐さは無く、ハンデの通り力上位は明らかな存在。

連覇の可能性は十分。
















馬券はフライライクバード中心の馬単、三連複で買いたいですね。