本日、阪神競馬場のメインレースはマイルチャンピオンシップの前哨戦、芝1400mの重賞競走・スワンステークスです。








昨年のスワンステークスはカツジが優勝。










発走は15:35です。



優勝馬にGⅠマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられます。

















マイルチャンピオンシップへ向けての前哨戦・スワンステークス。





GⅡスワンステークスは1958年に創設、今年で第64回を迎える伝統の重賞競走。



1984年よりGⅠマイルチャンピオンシップの前哨戦としての位置付けになり、ニホンピロウイナー、サクラバクシンオー、タイキシャトルなど、歴代の短距離~マイルの名馬が優勝してきました。




東京競馬場で行われる富士ステークスがGⅡスワンステークスと同じGⅠマイルチャンピオンシップの前哨戦になり、距離も本番と同じマイル、更に2020年よりGⅡ競走に昇格したという事もあり、近年ではGⅡ富士ステークスの方がGⅠマイルチャンピオンシップへの最重要ステップ競走になってきた印象。





それでも年末のGⅡ阪神カップなど、マイルより7Fが得意な馬にとっては大きな目標になるレース。




今年はGⅠホース4頭、3歳の有力馬も出走して来ましたが、馬券的にはここに向けて仕上げてきたであろう馬を狙いたいですね。







◎9ダノンファンタジー


◯6ホウオウアマゾン


▲3ルークズネスト


△10クリノガウディー


△11フィアーノロマーノ


△14ステルヴィオ


△18タイムフライヤー







2018年の2歳女王◎ダノンファンタジーは2つ目のGⅠタイトルに中々手が届かないが、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ以降も重賞3勝、通算重賞5勝のその能力に疑いようは無い。

近走は精彩を欠いているものの、昨年末のGⅡ阪神カップではインディチャンプなどを退けて優勝。

今回はそのGⅡ阪神カップ以来となる待望の7F戦、舞台も今年は阪神と、巻き返しが期待出来る好材料が揃った。

GⅢ阪急杯は出負けが響き、最後は追い込むも5着に敗れたが、GⅡ阪神カップでは先行抜け出しで0秒3差の完勝、勝ち時計1分19秒7も優秀。

一応はこの後にGⅠマイルチャンピオンシップを予定しているも、重賞4勝をあげている得意の阪神コース、現状ベスト距離の今回への勝負度合いの方が高いだろう。







3歳馬◯ホウオウアマゾンはGⅢアーリントンカップ優勝、GⅡデイリー杯2歳ステークスの実績がある。

マイルのGⅠでは2度ともに9着に終わっているが、これまでの安定して好位に付けられるスピード・レース振りは初となる1400mの距離に非常に合いそう。

ハイレベルと言われている今年の3歳馬代表格の1頭で、後にGⅠスプリンターズステークスを優勝したピクシーナイトに4月のGⅢアーリントンカップで完勝している事から、この馬の能力も水準以上の評価が出来る。

前走で減った馬体も回復しているようで、今後へ向けて休み明けでも賞金を加算し、何とか次へ繋がる結果を残しておきたいところ。







ホウオウアマゾンと同じく3歳の重賞ウイナーである▲ルークズネスト。

GⅢシンザン記念では自分の形に持ち込んだピクシーナイトに迫る0秒2差2着、GⅢファルコンステークスでは昨年の2歳チャンピオン・グレナディアガーズを抑えて優勝。

マイルで実績はあるものの、ハナを切って優勝したGⅢファルコンステークスでのスピードから、1400mの方が持ち味を生かせると思われる。

左回りでのレースが続いていたが、右回りでも未勝利勝ちがあるように問題無く、休み明けを一度叩かれて気配は上昇。

GⅠマイルチャンピオンシップより1400mのここを目標にしたような印象もあり、高い勝負気配がある。

















馬券はダノンファンタジー中心の三連単で買いたいですね。