明日は園田金曜ナイター、その金開催日。
園田競馬場で1230mの地方全国交流重賞・兵庫ゴールドカップが行われます。
発走は19:55です。
地元・兵庫9頭、大井、船橋、高知各1頭の計12頭で争われます。
園田競馬場1230m唯一の重賞競走・兵庫ゴールドカップ。
2017年創設と、まだ歴史こそ浅い重賞レースですが、兵庫県重賞格付け〝Ⅰ〟に指定されており、地方全国交流重賞、優勝賞金も800万円と高額、その為毎年好メンバーが揃います。
今年も大井、船橋、高知から遠征馬が参戦、いずれも強豪馬で、それに対しての地元勢は前走園田チャレンジカップ組が中心のメンバー構成。
昨年はハナを切ったホッカイドウ競馬のアザワクが1コーナーで大きく外に膨らむアクシデントがある中で、替わって先頭に立った地元のエイシンエンジョイがそのまま逃げ切って優勝。
園田1230mは、ファンが居るスタンドの目の前からのスタートで、すぐに1コーナーを向かえるトリッキーなコース。
遠征馬は強力ですが、やはり園田1230mを経験している地元馬が有利になりそうです。
◎12コウエイアンカ
◯8グラナリー
▲6コパノフィーリング
△9エイシンビジョン
△2ペリステライト
△5エイシンエンジョイ
△1メイプルグレイト
遠征馬も含め、これだけのスピード自慢が揃ったなら遅いペースは考えられない。
末脚一閃、前走園田チャレンジカップで重賞初制覇を飾った◎コウエイアンカに再び展開が大きく味方しそう。
1頭際立った末脚を発揮した前走も去ることながら、2、3走前も自分の形に持ち込んだエイシンエンジョイを差し切り、4走前は不良馬場を味方に付けた先行勢をまとめて差し切りと、4連勝いずれも強い内容。
レースの度に瞬発力に磨きがかかっている印象で、1230m(2・1・0・0)の成績から1400mより高い適性を感じる。
前走で重賞タイトルを手にしたが、元々ここを最大目標にしていたようで、陣営からもかなり強気なコメントが出ている。
内枠が有利な園田1230mだが、前が流れるならそこまで枠順を気にする必要は無い。
確実・強烈な末脚で重賞連勝の期待は高い。
JRA在籍時は3勝をあげ、準オープンクラスでも4度入着の実績がある◯グラナリー。
転入初戦の前走は逃げたメイショウワダイコを早めに捕らえに行った分ラストは少し差を詰められたが、きっちり後続を凌いで優勝。
筋肉量の多い好馬体は流石に元JRA準オープンクラスのそれで、前走より相手は強化されるが、転入初戦を一度叩かれて馬体も締まり、更に気合いも乗ってくるだろう。
3走前の小倉1000m戦でハナを切れるくらいのスピードはあるが、脚質に自在性がある馬なので位置取りにも拘らない。
遠征馬の中ではやはり船橋の▲コパノフィーリングか。
JRA在籍時は飛び級で3勝クラスを優勝、オープン特別でも3着がある。
船橋に転入後は2連勝でスーパースプリントシリーズファイナルの習志野きらっとスプリントで強豪キャンドルグラスを抑えて重賞初勝利。
前走のアフター5スター賞は少し粘りを欠いたように本来は距離が短い方が良いだろう。
それでもコーナー4つの園田1230mならある程度ごまかしは利きそうで、能力発揮なら力は最上位の存在。
南関トップジョッキーの森泰斗騎手が園田まで乗りに来るのもそれなりの手応えがあるのだろう。
馬券はコウエイアンカ中心の三連単が本線、後はオッズと相談して考えたいですね。




