本日、盛岡競馬場で3歳限定の地方全国交流重賞・ダービーグランプリが行われます。
発走は18:15です。
地元・岩手4頭、船橋4頭、北海道2頭、大井、兵庫、金沢、浦和各1頭の計14頭で争われます。
地方所属3歳馬による大一番・ダービーグランプリ。
登録馬発表時点からかなり豪華な顔ぶれとは思っていましたが、まさかここまで良いメンバーになるとは。
JpnⅠジャパンダートダービー馬キャッスルトップ、南関東牝馬二冠ケラススヴィア、東京ダービー2着馬ギャルダル、戸塚記念の勝ち馬セイカメテオポリス、黒潮盃の勝ち馬ジョエル、東京湾カップの勝ち馬ギガキングと強豪揃いの南関勢。
南関勢以外にもホッカイドウ競馬三冠馬ラッキードリーム、菊水賞、MRO金賞を制した兵庫のシェナキング、MRO金賞2着、サラブレッド大賞典の優勝馬、金沢のベニスビーチ。
迎え撃つ地元・岩手からは重賞4勝、リュウノシンゲン、ゴールデンヒーラーを退けて不来方賞を大差勝ちしたマツリダスティール。
本当に超が付くほどの豪華なメンバーで、更にジョッキーの顔ぶれも豪華の一言。
馬・騎手ともに地区対抗戦的な感じで、地方3歳馬によるグランプリレース、正しくダービーグランプリですね。
様々な地区からトップホースが参戦して来ましたが、やはり南関勢の顔ぶれは、このレースに対する本気度が伝わって来ます。
本日は中央競馬でスプリンターズステークス、海外では凱旋門賞が行われますが、地方競馬のダービーグランプリもこれだけのメンバーが揃いましたし、大注目のレースですね。
◎11ギャルダル
◯6ジョエル
▲5ラッキードリーム
△3キャッスルトップ
△12ケラススヴィア
△4セイカメテオポリス
△8シェナキング
△14マツリダスティール
船橋からの遠征馬、東京ダービー2着馬◎ギャルダルはこれまで2着以下は無かった堅実派で、前走の戸塚記念で初めて馬券外となる4着。
それでも着差は僅かで内容自体は悪くない。
東京ダービー2着がある馬だが、左回りは(2・3・0・1)と得意、更に今季2走目で前走以上に状態は上がって来そう。
位置取りにも大きな注文が付かない馬で、初の盛岡コースでも安定した先行力で良い位置を取れるだろう。
大一番に強い御神本騎手ならきっちり仕事をしてくれそう。
本命のギャルダルと同じく船橋からの遠征馬◯ジョエルは東京ダービー4着、南関東重賞2勝の強豪。
別定重量戦、夏の黒潮盃では58キロを背負い5馬身差の楽勝と非常に強い競馬。
東京ダービーは0秒3差4着、前走の戸塚記念にしても0秒2差の3着。
右回り大井の黒潮盃のパフォーマンスが印象的な馬だが、成績上では通算(3・2・2・1)、川崎・クラウンカップ勝ちもある左回りに特化したタイプ。
脚質に融通が効く馬で、先行しての抜け出し、中団辺りからでもひと脚を使える器用さがあるので初コースにも上手く対応してくれるだろう。
南関勢以外では北海道の▲ラッキードリームを最上位に取りたい。
2歳時にはダートグレード競走のJpnⅢJBC2歳優駿を優勝、勢いに乗ってJpnⅠ全日本2歳優駿に挑戦するも勝ち馬から3秒3差放された10着に大敗。
地元に戻ると危なげないレース振りで見事ホッカイドウ競馬三冠を達成。
今回はJpnⅠ全日本2歳優駿以来再びの遠征・左回りになるが、2歳時より成長した今ならの期待は当然陣営サイドにはあるだろう。
先団を見ながらのいつも通りのレースで力を見せて欲しいところ。
馬券はギャルダル中心の三連複、馬単で買いたいですね。

