明日、大井競馬場でJBCクラシック指定競走・東京記念が行われます。











昨年の東京記念はサウンドトゥルーが優勝。










発走は20:10です。



地元・大井9頭、船橋4頭、浦和2頭、川崎1頭の計16頭で争われます。













JBCクラシック出走馬選考競走・東京記念。







東京記念は1964年の東京オリンピック開催を記念して創設、一時はGⅠジャパンカップ地方代表馬選定競走の役割を担っていた大井競馬伝統の重賞競走。




JBCクラシック指定競走になると、2018年には南関東重賞格付けSⅠに昇格しました。




SⅠ昇格後はこれまでの別定重量戦から定量戦に変更、より実績馬の参戦が多く、毎年好レースが展開されています。




今年も目移りしそうな豪華なメンバーが揃いました。





東京記念はJpnⅠJBCクラシック指定競走ですが距離がダートでは長距離となる2400m。




現在はダートの2400m以上の重賞競走は地方競馬全体でも年間限られた数しか行われておらず、南関東では2月の2600m戦・金盃、今回の2400m戦・東京記念は長距離得意な馬にとっては大きな目標になって来ます。





力は高いレベルで拮抗しており、距離適性はもちろん、次が云々より、ここに向けて仕上げて来たであろう馬を如何に見極めるかが重要になりそうです。














それでは東京記念の予想を紹介します。



評価順で。






◎11フレッチャビアンカ


◯4フィアットルクス


▲5トーセンブル


△16マンガン


△2ホーリーブレイズ


△9サトノプライム


△3パストーソ







本命はフレッチャビアンカ。



岩手在籍時は東北優駿、不来方賞、ダービーグランプリと岩手競馬3歳主要重賞を席巻、今年から南関東・船橋に転入してきたフレッチャビアンカ。




転入初戦こそ7着に敗れたが、その後は安定した成績で2、1、2着、岩手在籍時には2500mの北上川大賞典では当地の古馬最高格と言えるエンパイアペガサスの2着、前走の東京記念トライアルでも3/4馬身差の2着と、長い距離に対する高い適性を見せている。




ダービーグランプリでは各地の強豪、2着の浦和ティーズダンクを4馬身千切っているように能力に疑いようは無く、南関の水にも慣れて来た。




脚質にも融通が効くタイプで、現状では長い距離は非常に合っている印象。



初コンビとなる御神本騎手の手綱も魅力的。


















対抗はフィアットルクス。



JRA在籍時は8戦未勝利も、2018年秋に大井に転入すると一気に6連勝、2着2回を挟んで再び4連勝、昨年8月のA2戦4着後も4連勝で重賞初制覇。




層が厚い南関古馬路線で売り出し中の新興勢力の1頭で、大井競馬場で全14勝2着2回4着1回と、ほぼ崩れず重賞馬にまで上り詰めた。




春の大井記念では勝ち馬ミューチャリーには離されたが、かなりの強豪メンバー相手の2着は能力・今の勢いを高く評価出来る。




今回の最大のポイントはやはり初めてになる2400m。




すんなり先行出来るレースセンスに加え、距離ロス無く立ち回れそうな好枠が当たったので、初距離でも上手く対応出来そうな感じはする。

















南関きっての長距離砲トーセンブルは前走園田に遠征しての2400m戦・六甲盃で兵庫最強馬ジンギを破って重賞初制覇。




昨年のJpnⅡダイオライト記念でも4着があり、2400mでは(2・1・0・3)、2600mでも(0・2・3・0)と長距離に特化した馬で、ここは距離を考えるとメイチの可能性は十分。




前走のように好位に付けて脚を溜める事が出来れば。


















馬券はフレッチャビアンカ中心の三連複で買いたいですね。