明日、札幌競馬場でサマースプリントシリーズの重賞競走・キーンランドカップが行われます。
2007年キーンランドカップ優勝馬クーヴェルチュール
父ブラックホーク
母ヒカリクリスタル
(ラッキーソブリン)
黒鹿毛・牝馬
16戦5勝
主な成績
優勝2007年キーンランドカップ(GⅢ)
代表産駒
ライデンバローズ
優勝2020年4歳以上2勝クラス
※レース名・格付けは当時の表記です。
発走は15:35です。
地方・ホッカイドウ競馬からソロユニットが参戦。
サマースプリントシリーズ第5戦・キーンランドカップ。
キーンランドカップは1996年にオープン特別として創設、その後条件特別を経て2006年に重賞競走GⅢに昇格され、サマースプリントシリーズ対象競走になりました。
サマースプリントシリーズも残りGⅢキーンランドカップ、GⅡセントウルステークスと2戦を残すのみとなり、シリーズ優勝争いの重要な役割を担うレースですが、秋の短距離王決定戦・GⅠスプリンターズステークスの直接的な前哨戦の意味合いもあり、その位置付けからも注目の一戦です。
キーンランドカップは過去10年中7回が牝馬の優勝、今年のサマースプリントシリーズでもアイビスサマーダッシュ、北九州記念と牝馬が優勝。
夏競馬らしく、ここも牝馬が強さを見せるか。
ここからGⅠスプリンターズステークスへ向かう馬も居てるはずで、各馬の走りをしっかりチェックしておきたいですね。
それではキーンランドカップの予想を紹介します。
評価順で。
◎5メイケイエール
◯12レイハリア
▲6カツジ
△11ミッキーブリランテ
△2ソロユニット
△1ロードアクア
△15マイネルアルケミー
△4タイセイアベニール
本命はメイケイエール。
デビューから3連勝、内重賞2勝、3歳になってからもGⅡチューリップ賞(同着)を優勝、既に重賞3勝の実績を残しているメイケイエール。
GⅠでは2戦してともに4着、18着、特に前走のGⅠ桜花賞18着は、遅らし気味のスタートから道中でスイッチが入ってしまい、直線では余力を無くした形になったレース。
前走後は滞在先の札幌競馬場で調教再審査を課せられたが合格、普段はとても大人しく、メイケイエール自身はスタートも悪くない馬なので、要は多頭数・他馬とのレースに行って極端な引っ掛かりがあるかどうかで、単走での調教再審査合格は当然と言える。
1200mで2勝、1400mで1勝をあげているし、折り合いと言う意味でもスプリントへの距離短縮は大歓迎。
他馬との比較上、3歳牝馬で斤量の恩恵があるし、滞在効果・気性面の成長・距離など上手く噛み合えば更に活躍が見込めそうな馬で、ここでどんな走りを見せるか。
対抗はレイハリア。
メイケイエールと同じく3歳牝馬の重賞ウイナー・レイハリア。
まだキャリア4戦だが、1200mで(2・1・0・0)と底を見せておらず、前走の重賞葵ステークスでは後のGⅢ北九州記念を優勝するヨカヨカを抑えて優勝、能力は古馬相手でも通用する力を見せている。
速いペースでも先行して粘り強い走りが出来る馬で、右回りも特に気にならない。
今が成長期の3歳馬で、函館で滞在しての効果も有りそうで、更に進化して強くなっている印象。
51キロの斤量ならここでも力的に十分好勝負可能だろう。
カツジは勝ち味に遅いタイプだが、ハマれば一気に突き抜けるポテンシャルはある。
馬券はメイケイエール中心の三連単で相手は手広く買いたいですね。