明日、小倉競馬場でサマースプリントシリーズの重賞競走・北九州記念が行われます。











昨年の北九州記念はレッドアンシェルが優勝。









発走は15:25です。


ハンデ戦です。















サマースプリントシリーズ第4戦・北九州記念。





北九州記念は1966年、芝1800mハンデの重賞競走として創設。



その後、別定重量戦→ハンデ戦→別定重量戦と条件が変更され、2006年にサマースプリントシリーズ対象競走となり、再びハンデ戦に変更、距離も芝1200mに短縮されました。



スプリント重賞に変更されてからの主な歴代優勝馬にはコスモフォーチュン、スリープレスナイト、リトルゲルダ、ベルカント、ダイアナヘイロー、アレスバローズ。



2008年の優勝馬スリープレスナイトは次走のGⅠスプリンターズステークスも制しているように、サマースプリントシリーズはもちろん、同レースへ向けても重要な前哨戦になります。





今年はGⅠ馬モズスーパーフレア、昨年の優勝馬レッドアンシェルなど18頭が出走。



多頭数なのは毎年の事なんですが、条件馬の出走は無く、GⅠで上位争いした馬、重賞実績馬が多く揃い、真夏のハンデ重賞としては好メンバーと言えますね。



荒れる傾向があるレースで馬券の組み立ては非常に難しいですが、GⅠスプリンターズステークスを見据えた馬の走りには注目したいですね。

















それでは北九州記念の予想を紹介します。


評価順で。






◎17ヨカヨカ

◯11アウィルアウェイ

▲9シゲルピンクルビー

△12モズスーパーフレア

△18ボンボヤージ

△15メイショウキョウジ

△2エングレーバー

△7ジャンダルム

△16アスコルターレ







本命はヨカヨカ。


デビューからひまわり賞、フェニックス賞と3連勝、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズでは5着と健闘、3歳になってからもGⅡフィリーズレビュー、重賞・葵ステークスともに勝ちに等しい2着。



前走のGⅢCBC賞はスタート直後に隣の馬に接触、それでも1番人気を背負っていた為、勝ちに行く競馬をしての0秒4差5着と決して悪い内容では無かった。



今回は前走と同じく51キロの軽量、鞍上の幸英明騎手もその斤量で騎乗するあたり勝負気配は高く感じる。



良馬場に越した事は無いが、血統的には荒れた馬場をこなしても不思議ではなく、重賞タイトル初奪取の期待は十分に持てる。

















対抗はアウィルアウェイ。



(2019年フィリーズレビュー出走時)



デビューから2連勝、GⅡ京王杯2歳ステークスで2着、翌年のGⅠ桜花賞10着以降はスプリント戦を中心にレースを使われ、GⅢシルクロードステークスで重賞初制覇。



重賞タイトルを手にしてからはGⅢ北九州記念3着、GⅠスプリンターズステークスでも持ち前の末脚でグランアレグリア、ダノンスマッシュに次ぐ3着と大舞台で通用する力を証明した。



GⅠスプリンターズステークス後の3戦は二桁着順に終わるも、前走小倉で行われたGⅢCBC賞で高速決着ながら鋭い差し脚で3着と見所十分な内容。




小倉コースは2戦して勝ちは無いが3着2回と悪くなく、要は馬場が悪化し過ぎなければそこまでコースは問わない馬。



脚質的に自分でレースを作る事は出来ず、他力本願タイプな面はあるが、スピード身上のGⅠ馬モズスーパーフレア、前走GⅢCBC賞逃げ切りのファストフォースが作る流れなら遅いペースは考えられない。



後は稍重くらいでレースを向かえれば。
















ヨカヨカと同じ3歳牝馬シゲルピンクルビーの前走は直線でインコースを狙ったが、前が詰まりほとんど追われる事もなく不完全燃焼なレースだった。



今回は距離2戦目、高いスプリント適性に疑いようはなく、見直しは必要だろう。

















馬券はヨカヨカ中心の馬単、三連複で買いたいですね。