明日、佐賀競馬場で九州産馬限定、中央・地方全国交流重賞・霧島賞が行われます。












昨年の霧島賞はテイエムノサッタが優勝。








発走は第6競走16:40です。


JRAから7頭、地元・佐賀2頭、名古屋、金沢各1頭の計11頭で争われます。













九州産馬の大一番・霧島賞。







最近では言われなくなりましたが〝九州産馬の天皇賞〟の異名を取るレースで、1960年に中央競馬・小倉競馬場で創設されました。



1997年より九州の地方競馬(佐賀、荒尾、中津)3場の持ち回りになり、2001年~2011年は荒尾競馬場に固定。



荒尾競馬廃止に伴い、2012年より九州の地方競馬唯一の存在である佐賀競馬場で行われています。



過去10年の霧島賞優勝馬の所属内訳はJRA8勝、兵庫2勝と、JRA所属馬が圧倒的な強さを見せています。




霧島賞と言えば兵庫のキヨマサが5年連続で出走し、3回優勝(内1回はJRA所属)と大活躍しました。




今年はJRA勢優勢の下馬評ですが、昨年JRA所属馬として優勝したテイエムノサッタは今年は地元・佐賀所属馬としてこれを迎え撃ちます。




佐賀所属馬の霧島賞優勝となれば2008年ナセ以来13年振りになりますし、頑張って欲しいところです。













それでは霧島賞の予想を紹介します。


評価順で。





◎11テイエムチューハイ

◯10テイエムノサッタ

▲2イロエンピツ

△1テイエムラッシュ

△8ネイバーアイランド

△3アイアンムスメ






本命はテイエムチューハイ。


鹿児島県産馬の7歳牡馬でJRAデビュー。


初勝利は2016年12月の佐賀・ノカイドウ特別、3歳時には〝九州産馬のダービー〟たんぽぽ賞で2着、大隈特別を優勝して挑んだ2017年の霧島賞はキヨマサのアタマ差2着。



一般馬相手の500万クラス(現1勝クラス)優勝経験がある実力馬で、その後は1000万クラス(現2勝クラス)でも上位争い。



近走は障害レースを走り1勝、今回は久々の平地レースになるが、今年の1月まで平地を走り、昨年の12月のレースでは2着と好走、障害ペースからの戸惑いも、地方競馬のペースなら十分に対応出来そう。



佐賀1400mの実績・持ち時計も十分で、外枠から急かさず好位を追走出来れば好勝負だろう。
















対抗はテイエムノサッタ。


鹿児島県産馬の5歳牝馬でJRAデビューで現在は佐賀所属馬。


2018年8月の小倉・九州産限定未勝利戦芝1200mで初勝利、続く九州産2歳オープン特別・ひまわり賞はカシノティーダから0秒2差3着。



その後は一般馬相手の1勝クラスで3着、5着と健闘すると、夏には佐賀・大隈特別、そして大一番・霧島賞と連勝。



今年は準オープン1戦を使って佐賀に転入、勝てないまでもA1・A2級で4着2回と、形的には昨年の優勝馬でもあり、格上の存在。



九州産馬同士なら、4走前のJRA準オープン戦・1秒1差10着もそこまで悪く感じない。
















熊本県産馬の3歳牝馬イロエンピツは芝では勝利をあげられなかったが、ダートに替わった今年の初戦、佐賀・ノカイドウ特別で初勝利、続くたんぽぽ賞と連勝。



連勝はともに異なる馬場状態での優勝、安定した先行力がある馬で、佐賀のコースも合っているのだろう。



初の古馬相手になるが、まだ3歳馬だけに、ここを突破出来るようなら今後更に楽しみが持てる。
















馬券はテイエムチューハイ、テイエムノサッタ中心の三連単、三連複で買いたいですね。