明日、新潟競馬場で国内唯一の直線1000mの重賞競走・アイビスサマーダッシュが行われます。
2012年アイビスサマーダッシュ優勝馬パドトロワ
父スウェプトオーヴァーボード
母グランパドドゥ
(フジキセキ)
鹿毛・牡馬
35戦9勝
主な成績
優勝2012年アイビスサマーダッシュ(GⅢ)
優勝2012年キーンランドカップ(GⅢ)
優勝2013年函館スプリントステークス(GⅢ)
2着2011年スプリンターズステークス(GⅠ)
代表産駒
ダンシングプリンス
優勝2021年京葉ステークス(L)
※レース名・格付けは当時の表記です。
発走は15:45です。
17番ロジクライは出走取消です。
サマースプリントシリーズ第3戦・アイビスサマーダッシュ。
サマースプリントシリーズ対象競走ですが、国内唯一の千直重賞という事もあり、コーナーありの短距離戦とは違った適性が求められるレースですね。
今年のGⅢアイビスサマーダッシュのメンバーを見渡すと、千直巧者、そして多くの条件馬の参戦が目立ちます。
枠順は重要ですが、器用な立ち回りなどはあまり求められず、格下馬でも高い適性があれば通用するのが新潟千直コース。
一昨年優勝、昨年2着のライオンボスを初め、千直を多く経験している馬は有利とは思いますが、コース経験が無い3歳馬の中には高い千直適性を持った馬も居てそうで、その見極めが非常に難しいところですね。
それではアイビスサマーダッシュの予想を紹介します。
評価順で。
◎12ライオンボス
◯11ロードエース
▲9トキメキ
△3ヒロイックアゲン
△14オールアットワンス
△10アルミューテン
△4ジュランビル
△7グレイトゲイナー
本命はライオンボス。
GⅢアイビスサマーダッシュは昨年2着、一昨年優勝、オープン特別・韋駄天ステークス連覇など、新潟芝1000mでは通算(4・2・0・1)と、千直番長とも言えるライオンボス。
今年は2戦し、崩れた着順になり、2走前は休養明けに加え久々のダート戦、自分の土俵である千直新潟の前走は力の要する馬場、58キロが堪えたのか9着。
前走は少し負け過ぎな感じはするが、今回は57キロの斤量になり、メンバー中No.1の持ち時計から、良馬場のスピード勝負になれば一気の巻き返しがあっても不思議では無い。
後先は考えず、もちろん年間唯一の千直重賞のここが最大目標で、勝負気配は随一の存在。
対抗はロードエース。
2歳時は京都ダート1200mのデビュー戦を優勝、芝の福島2歳ステークスは13着に大敗、以降はダートに戻り、昨年4月にオープン入り。
オープン入り後は3戦いずれも掲示板に入れなかったが、前走の韋駄天ステークスでは2歳時以来の芝、初の千直ながら見所十分の3着と好走。
千直2走目の上積みもありそうで、前走を見てもスピード負けせず好位を追走出来たように舞台適性は高い。
スタートに不安は無い馬なので、ここも先行しての粘り込みを期待。
準オープンクラスのトキメキは、近3走の着順は冴えないが、安定して好位を追走しているようにスピードがあるし、中団からでも競馬が出来る自在性もある馬。
新潟コースは(1・0・1・0)、千直は初めてになるが、今年のメンバーレベルなら準オープンの身でも十分に通用しそう。
馬券はライオンボス中心の三連複で買いたいですね。