本日、小倉競馬場でサマーマイルシリーズ・中京記念が行われます。
2012年、2013年中京記念優勝馬フラガラッハ
父デュランダル
母スキッフル
(トニービン)
鹿毛・牡馬
41戦8勝
主な成績
優勝2012年中京記念(GⅢ)
優勝2013年中京記念(GⅢ)
※レース名・格付けは当時の表記です。
発走は15:35です。
ハンデ戦です。
サマーマイルシリーズ第2戦・中京記念。
もちろん、レース名の通り中京競馬場で行われる重賞競走ですが、昨年は阪神競馬場、今年は小倉競馬場での実施。
しかも今年はサマーマイルシリーズ対象競走ではあるものの1800mでの実施という事で、非常に違和感が大きいGⅢ中京記念ですね。
芝・ダートともにレコードタイムが連発した小倉競馬は今週で開催3週目。
前日土曜日では芝1200m戦で1分7秒4(良)の決着はありましたが、開催が進み、前2週ほどの高速馬場でも無い印象。
それでも他の2場と比べると時計が出る馬場には変わりはなく、ある程度の持ち時計は必要になってくるでしょう。
ただ、今年は特殊な施行条件のGⅢ中京記念という事で、特に重視したいのは距離・コースに対する高い適性でしょうね。
それでは中京記念の予想を紹介します。
評価順で。
◎9ボッケリーニ
◯11クラヴェル
▲1ミスニューヨーク
△5ロータスランド
△10ディアンドル
△3アンドラステ
△6メイケイダイハード
本命はボッケリーニ。
兄のラブリーデイに比べて出世は遅れたが、昨年オープン入りを果たすと、12月にようやく重賞ウイナーの仲間入り。
今年はGⅢを2戦、ともに勝利はあげられなかったが、GⅢ小倉大賞典は勝ちに等しいハナ差2着、前走のGⅢ新潟大賞典は馬場が合わなかったのか5着に敗れるも、勝ち馬から0秒3差と、オープンクラスに入ってからの充実振りは目を引く。
2000mのGⅢ中日新聞杯を勝っているが、通算(3・4・0・0)連対率100%の1800mがベスト距離と思われ、小倉コースでも(1・2・0・0)と、今年のGⅢ中京記念の舞台設定はボッケリーニにとって申し分ない条件。
トップハンデ57キロの斤量も背負い慣れているし、あくまでも他馬との比較だけでそこまで気にはならない。
力の要る馬場、速い時計の決着どちらでも対応出来るし、多少外差しがきいて来たのも枠順的に悪くない。
まだ成長の余地はありそうな馬だが、充実期に入って来た印象で、秋の大舞台を見据えてここは更にタイトルを積み重ねておきたいところだろう。
対抗はクラヴェル。
昨年3歳時は3勝をあげ、準オープン戦・大原ステークスでは後のGⅠ大阪杯優勝馬レイパパレの0秒6差の3着。
今年に入っての準オープン3戦も重賞・オープンクラスで活躍している馬と僅差の勝負、前走のGⅢマーメイドステークスでは51キロの恩恵はあったものの、クビ差2着とローカルハンデ重賞なら十分にチャンスがある事を証明。
距離1800mは(2・0・1・0)と得意だし、初の小倉になるが、成績の通りコースを問わず好走して来たし、好位の位置からでもレースが出来る馬なので問題は無い。
12年振りに小倉参戦となる鞍上横山典弘騎手も昨年夏から継続してクラヴェルに騎乗するあたりはこの馬に何か感じる物があるのだろう。
関東のベテランジョッキーが52キロの斤量で小倉まで乗りに来るのは普通に考えても勝負気配は高い。
ミスニューヨークは小倉コースで2戦2連対、1800mでも(4・1・1・1)。
近2走はコース・展開などが噛み合わず敗れているが、昨年のGⅠ秋華賞5着があるように力は重賞級。
チャンスを貰い続けている鞍上にはそろそろ重賞で好結果を出して欲しいし、52キロのハンデなら十分に食い込む余地はある。
馬券はボッケリーニ中心の馬単、三連複で買いたいですね。

