明日、川崎競馬場で牝馬限定1600mのダートグレード競走・スパーキングレディーカップが行われます。












昨年のスパーキングレディーカップはファッショニスタが優勝。









発走は20:10です。


JRAから4頭、大井3頭、地元・川崎、船橋各1頭の計9頭で争われます。














夏の牝馬限定ダート重賞・スパーキングレディーカップ。








牝馬限定ダート重賞、夏のダート牝馬チャンピオン決定戦とも言うべき立ち位置のレースになりますね。



まあ、現役ダート最強牝馬マルシュロレーヌがJpnⅠ帝王賞に回って不在、JpnⅢという事で〝総決算〟という印象はありませんが、JpnⅡレディスプレリュード→JpnⅠJBCレディスクラシックへ向けて重要な一戦にはなります。




JRA勢はダート女王マルシュロレーヌ不在も、前走初重賞制覇を飾ったテオレーマがダートグレード競走に滅法強い鞍上込みで注目が集まりそうですね。




地方勢ではやはりダートグレードホース・大井のサルサディオーネに期待したいところですね。





秋のJpnⅠJBCレディスクラシックまでを見据えてしっかり各馬の走りをチェックしておきたいですね。













それではスパーキングレディーカップの予想を紹介します。


評価順で。





◎1サルサディオーネ

◯5テオレーマ

▲8リネンファッション

△6フェアリーポルカ

△9ライゴッド






本命はサルサディオーネ。


JRA在籍時は2017年GⅢレパードステークス2着など、ある程度の実績を残していたが、昨年から南関東・大井に転入。



大井転入後は2戦目の報知グランプリカップで強豪牡馬を抑えて重賞初勝利、春にはJpnⅢマリーンカップ、12月にJpnⅢクイーン賞とダートグレード競走を2勝、今や地方競馬を代表する牝馬になった。



今年は勝ち星こそ無いが引き続きダートグレード競走で好走、前走は強豪揃いのJpnⅠ戦で早めにカジノフォンテンに前に出られるなど先行勢には厳しい展開だった。



今回は牝馬限定のJpnⅢ戦、当レースは3年連続での出走になり、前2年は3、2着と好走している舞台。



強力な同型も見当たらず、絶好枠からすんなり主導権を取れそう。



自分の形に持ち込めば渋とい馬だが、もう少し馬体が締まってくれば、更に粘りは増してくる。
















対抗はテオレーマ。


昨年から徐々に頭角を現して来た馬で、準オープンも2戦目で突破すると、JpnⅢマリーンカップで重賞初出走初勝利。



前走のJpnⅢマリーンカップでは展開が向いた面はあったが、マドラスチェックやサルサディオーネなど路線の強豪を上がり最速の脚で差し切り、2馬身差以上の完勝。



近走の充実振りは目を見張る物があるし、終いは確実に自分の脚を使って来る馬で。



展開に関わらずラストは伸びて来るとは思うが、川崎のコース形態を考え、ある程度は前を射程に入れた位置で追走したいところ。

















リネンファッションも最近の充実振りが目立つ馬。



4走前に今回も出走しているテオレーマに放された6着も、差し追い込み勢が上位を締めたように展開的な敗戦だろう。



前3走の走りから1走毎に力を付けている印象で、脚質的には初の川崎コースでもの期待はある。

















馬券はサルサディオーネ中心の三連単で、出来るだけ点数を絞って買いたいですね。