明日の小倉競馬場のメインレースはサマースプリントシリーズ、芝1200mのハンデ重賞競走・CBC賞です。












2011年CBC賞優勝馬ダッシャーゴーゴー






父サクラバクシンオー
母ネガノ
(Miswaki)



鹿毛・牡馬



30戦5勝



主な成績



優勝2010年セントウルステークス(GⅡ)
優勝2011年CBC賞(GⅢ)
優勝2011年オーシャンステークス(GⅢ)
2着2013年オーシャンステークス(GⅢ)
2着2013年シルクロードステークス(GⅢ)
2着2012年キーンランドカップ(GⅢ)
2着2010年CBC賞(GⅢ)
2着2009年小倉2歳ステークス(GⅢ)










※レース名・格付けは当時の表記です。











発走は15:35です。


ハンデ戦です。













サマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞。







今年は左回り・中京競馬場から右回り・小倉競馬場で実施されるCBC賞になります。




CBC賞はレース名の通り中京競馬場ご当地重賞競走ですが、過去10年で阪神→中京→昨年は阪神、そして今年は小倉と、開催競馬場が何度も代わり、データはあまり参考にしにくく、あくまでも小倉開幕週の馬場を重点に置いた予想をした方が良さそうですね。





本日から始まった小倉競馬ですが、途中天候が小雨が降るも芝は終日良馬場で施行、開幕週らしく非常に速い時計の決着が目立ちました。




小倉3レースの芝1800m戦で1分43秒8のレコード決着、芝2000mの7、8レースも1分57秒5と速い時計。





そしてCBC賞と同じ芝1200mの10レースでは1分6秒4のレコード決着、同条件の最終12レースも1分6秒台と、やはり持ち時計は最も重要になりますね。




明日の天候にもよりますが、そこそこ水分を含んだ馬場になっても重賞競走ですし、時計の掛かる決着は考えにくく、馬券の中心にする馬は最低1分7秒台の時計を持った馬にした方が賢明でしょうね。














それではCBC賞の予想を紹介します。


評価順で。






◎5クーファウェヌス

◯9ヨカヨカ

▲8メイショウチタン

△6ビオグラフィー

△11ピクシーナイト

△3ファストフォース

△4クリノアリエル

△2メイショウケイメイ






本命はクーファウェヌス。



英国生まれフランケル産駒の6歳牝馬クーファウェヌス。


初勝利はダート1400m戦だが、芝を使い出しても堅実な走りを見せ、昨年8月には小倉芝1200m戦で1分7秒6の時計で優勝。



準オープンクラスに昇級してからは勝ち星が無く、今回は格上での出走になるが、近2走の着差・内容は悪くは無いし、小倉芝1200mは通算6戦し(1・1・2・2)と得意な舞台設定。



軽ハンデ酒井学騎手51キロは魅力的だし、今回のメンバーレベルなら重賞でも十分に食い込み可能とみる。



休み明けでも確実に走ってくる馬で、脚質にも大きな注文は付かないので、初めて装着するブリンカーがプラスに作用すればますます期待は高まる。
















対抗はヨカヨカ。


初めての古馬との対戦になる九州熊本生まれの3歳牝馬ヨカヨカ。



デビューから一般馬相手に勝利・奮戦し、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズで5着、GⅡフィリーズレビュー2着、GⅠ桜花賞にも挑戦した。



前走の葵ステークスではハナ差で重賞初勝利は成らず涙を飲んだが、スタートでの出負けなどを考えれば勝ちに等しい内容。



小倉コースは2戦2勝、芝1200mでも(3・1・0・0)、九州生まれのヨカヨカにとっては相性が良い小倉競馬場でCBC賞が行われるのはプラス。



小倉芝1200mの持ち時計1分7秒9は2歳時の物と考えればもう少し時計は詰まるだろうし、持ったスプリント適性も高い。



ハンデ51キロも良いし、後はスタートを決めて好位から流れに乗れれば。

















メイショウチタンは近2走の勝ち馬が強かった印象だが、非常に良い内容で4、3着と健闘。



これまで芝1400mを中心にレースを使われ、芝1200mでは4戦して馬券内は無いが、内3戦は早い時期での結果、前々走で4着に入っているように充実して成長した今ならそこまで気にする必要は無い。



重賞でも持ち時計1分7秒7なら十分に通用する下地はある。
















馬券はクーファウェヌス中心の三連複で相手は人気薄を手広く押さえて買いたいですね。