本日、高知競馬場で地方競馬ダービーシリーズの最終戦・高知優駿が行われます。
昨年の高知優駿・黒潮ダービーはリワードアヴァロンが優勝。
発走は18:15です。
地元・高知8頭、金沢2頭、兵庫、佐賀各1頭の計12頭で争われます。
地方競馬ダービーシリーズもいよいよラスト。
最後を飾るのは地方全国交流重賞でもある高知優駿・黒潮ダービー。
まあ、自分のブログでは全てのダービーの予想はしてはいないんですが、もちろん各地のダービーは見ていますし、今年のダービーの中では金沢・石川ダービーなんかは非常に見応えある一騎討ちでしたね。
土日は中央競馬が終われば佐賀や高知など、同日に開催している地方競馬もチェックはしていますよ~(^-^)
特に高知競馬の公式YouTubeチャンネル「ヨルノヲケイバ」がある時は大体最後まで視聴しています笑
「ヨルノヲケイバ」、面白いですよね~(^-^)
地方競馬の売り上げ上昇を象徴する高知競馬のダービー・高知優駿の優勝賞金は昨年の700万円から大幅アップ、今年は何と破格の1000万円になりました。
2007年~2012年までの優勝賞金が27万円でしたから、この1000万円は本当に驚きですし、苦しい時期を乗り越えた関係者にとっては大きな励み・目標になるでしょう。
一時は〝競走馬の最終地点〟とまで言われた高知競馬の近年の進化は本当に素晴らしいものがあります。
全体的な賞金が上がれば、これから優れた2歳馬の入厩も期待出来ますし、レースのレベルも上がっていきます。
これは高知競馬に関わらず、全国的に地方競馬のレベルが上がる事は、中小牧場の生産者やファンにとっても非常に嬉しい限りですね。
そんな高知競馬で行われるダービーは地方全国交流重賞という事で、今年は兵庫、金沢、佐賀から計4頭の遠征馬が参戦。
金沢からは、アイバンホーと熱い一騎討ちを演じた石川ダービー2着馬ビルボードクィーン、そして重賞3連勝中、九州ダービー栄城賞馬・佐賀のトゥルースウィー、この2頭は非常に注目度が高い存在ですね。
昨年はグランシュヴァリエ産駒のリワードアヴァロンが他地区の強豪を抑えて優勝。
気持ち的には地元・高知所属馬には頑張ってもらいたいところですが、果たして強力な遠征馬相手に今年はどうか。
それでは高知優駿・黒潮ダービーの予想を紹介します。
評価順で。
◎7ビルボードクィーン
◯12トゥルースウィー
▲11ブラックマンバ
△1ハルノインパクト
△2クレモナ
△8エゾフウジン
△3フューリアス
本命はビルボードクィーン。
JRAデビュー馬で芝でも2、3着と適性を見せていたが、ダート2戦目の未勝利戦を楽勝、続く昇級戦の1勝クラスでは後のJpnⅡ関東オークス馬ウェルドーンの0秒8差の4着と健闘。
その後、金沢競馬に転入、初戦を4馬身で圧勝すると、当地の大一番・石川ダービーでは強豪アイバンホーとの激しい一騎討ちの末クビ差の2着。
石川ダービーでは3着以下には9馬身もの差を付けたように完全にアイバンホー、ビルボードクィーン2頭の力が抜けていたのは明らかで、この2頭は金沢競馬3歳路線で例年以上のレベルにある馬だろう。
JRA在籍時の成績からも今回のメンバーでは力が抜けた印象で、位置取りに注文が付かずあらゆる展開にも対応出来る。
大舞台に強い吉原寛人騎手が高知まで乗りに来るのも勝負掛かりが感じられるし、大幅な馬体減や不利が無い限りは能力的に大崩れは考えにくい。
ここでタイトルを取って南関に遠征して欲しい。
対抗はトゥルースウィー。
佐賀競馬からの遠征馬で、既に重賞競走を4勝、ホッカイドウ競馬在籍時を含めて通算10勝をあげているトゥルースウィー。
佐賀では8戦7勝、唯一の敗戦は距離不足の1400m飛燕賞3着のみで、現在は1800mのル・プランタン賞、佐賀皐月賞、前走2000mの九州ダービー栄城賞と重賞3連勝中、佐賀3歳No.1の存在。
安定して好位を取れる馬で、高知1900mで有利な外枠も魅力。
高知や他地区との能力比較は難しいが、佐賀では抜けた存在だし、何より当地の3歳トップホースだけに遠征して来る限りは恥ずかしい競馬は出来ないところ。
ビルボードクィーン鞍上吉原寛人騎手同様、こちらも佐賀のトップジョッキー・山口勲騎手がどんな騎乗を見せてくれるかも楽しみ。
地元・高知勢では内枠になったハルノインパクトより外目の枠が当たったブラックマンバを上位に取りたい。
ブラックマンバは高知生え抜き馬で2歳時に金の鞍賞で重賞勝ち、その後はハルノインパクトに連敗しているが、僅差に迫ったレースもあり、枠順や展開次第で逆転の目はまだ残されているように感じる。
実績では高知3歳No.1ハルノインパクトとは差があるが、遠征馬も含め、前が速くなる展開でじっくり脚を溜めれば地元最先着・上位進出の可能性は十分。
馬券はビルボードクィーン1着固定の三連単で買いたいですね。

