明日の東京競馬場のメインレースは3歳限定のダート重賞・ユニコーンステークスです。











2010年ユニコーンステークス優勝馬バーディバーディ







父ブライアンズタイム
母ホームスイートホーム
(SeekingtheGold)



黒鹿毛・牡馬



35戦6勝



主な成績



優勝2010年ユニコーンステークス(GⅢ)
優勝2010年兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)
2着2013年マーチステークス(GⅢ)









代表産駒



フリーフロー



優勝2020年3歳以上1勝クラス











※レース名・格付けは当時の表記です。









発走は15:45です。


地方・大井からイグナイターが参戦。













将来のダート界を担う3歳馬達による重要な一戦・ユニコーンステークス。









かつてはスーパーダートダービー(現ジャパンダートダービー)、ダービーグランプリ(現地方交流)とともに3歳ダート三冠競走のひとつとして中山ダート1800mで行われて来ました。




現在は東京ダート1600mに舞台を移し、大井競馬場で行われる3歳ダート王決定戦・JpnⅠジャパンダートダービーの最重要ステップ競走の位置付けになりました。





JpnⅠジャパンダートダービー指定競走にあたる地方競馬各地のダービー、2021ダービーシリーズが行われていますが、JRA所属馬によるJpnⅠジャパンダートダービーへの代表的な前哨戦になるのがこのGⅢユニコーンステークス。




カネヒキリ、ノンコノユメ、ルヴァンスレーヴなどがGⅢユニコーンステークス→JpnⅠジャパンダートダービーを連勝。



JpnⅠジャパンダートダービーへのステップはもちろん、東京ダート1600mという舞台設定からGⅠフェブラリーステークスへの関連性も深いレース。




JRAでは数少ない3歳限定のダート重賞という事で、必然的にハイレベルなメンバーになりやすく、実際にも歴代の優勝馬はその後のダート路線を牽引した名馬が多く名を連ねています。




今年もそんなダート王を目指す馬達による好レースが期待出来そうで非常に楽しみです。















それではユニコーンステークスの予想を紹介します。


評価順で。





◎6クリーンスレイト

◯16ルーチェドーロ

▲1ゲンパチフォルツァ

△12ローウェル

△4ラペルーズ

△8サンライズウルス

△9ブラックアーメット

△7ケイアイロベージ






本命はクリーンスレイト。


芝でのデビュー戦は10着、様子を窺いながらの初ダートの2戦目で良い脚を使って4着。



3戦目の中山ダート1800mで初勝利をあげると、11番人気と全くの人気薄での東京ダート1600mの昇級戦では、展開が向いた面はあったが、後方で脚を溜めると直線では目の覚めるような末脚で一気に突き抜けて優勝した。



上がりはメンバー最速の36秒4、勝ち時計も良馬場で1分36秒4も中々優秀で、そのパフォーマンスはダートでの大物感を漂わせる走りだった。



前走はあくまでも休養明けで、叩いた上積みは確実に見込め、中間の追い切りからも更に成長・良化している印象。



東京コースは間違いなく合うし、ある程度前が流れれば前走の再現も期待出来る。
















対抗はルーチェドーロ。


デビューしてからは新馬勝ち、続くGⅢ函館2歳ステークスではクビ差の2着と、芝で実績を出したルーチェドーロ。



ダート戦を使い出したJpnⅢJBC2歳優駿は距離、初のナイターも響いてか10着、ダート2戦目のJpnⅡ兵庫ジュニアグランプリは上位と差はあったが4着と前進、続くJpnⅠ全日本2歳優駿は3着と健闘した。



3歳初戦になった昇竜ステークスは厳しい馬場ながらラストまでしっかり伸びて4着、前走の端午ステークスでは直線で堂々と抜け出す完勝と言える内容で優勝。



今回はタフな府中のダートマイルになるが、JpnⅠ全日本2歳優駿で1600mは経験・好走、同世代同士の限定重賞なら多少の距離に対する適性もごまかしは利くだろう。



左回りも成績から全く問題無い。


















ゲンパチフォルツァは前走の青竜ステークスを優勝、その時の勝ち時計東京ダート1600mの持ち時計はメンバー中No.1。



距離・コースへ対する適性は高いし、最内枠で包まれなければここでも有力な馬だろう。

















馬券はクリーンスレイト中心の三連複、馬連で買いたいですね。