明日、阪神競馬場で牝馬限定のハンデ重賞・マーメイドステークスが行われます。









2008年マーメイドステークス優勝馬トーホウシャイン






父スペシャルウィーク
母ホークズフォーチュン
(SilverHawk)



黒鹿毛・牝馬



23戦3勝



主な成績



優勝2008年マーメイドステークス(GⅢ)









代表産駒



タマノカイザー



優勝2019年3歳未勝利










※レース名・格付けは当時の表記です。








発走は15:35です。


ハンデ戦です。













荒れる牝馬限定ハンデ重賞・マーメイドステークス。










ハンデ戦、荒れる重賞競走としての印象が強いマーメイドステークスですが、レースの位置付けとしては秋のGⅠエリザベス女王杯を目指す馬達による牝馬重賞。






条件馬も含め16頭、ハンデも50キロ~56キロと、今年も出走表を軽く見ても難解で、一筋縄では行かない感じ。




このレースの傾向としてはあまり実績に拘らず、勢いのある軽量の条件馬をむしろ積極的に狙った方が良さそうですね。




3年連続で条件馬が優勝、比較的固く収まったのは3人気→2人気→6番人気で決着した2017年くらいな感じです。



過去10年三連単10万超えが当たり前のように出ていますし、今年も波乱前提で考えたいレースです。















それではマーメイドステークスの予想を紹介します。


評価順で。





◎9イズジョーノキセキ

◯15ミスニューヨーク

▲13クラヴェル

△4カセドラルベル

△12アンドラステ

△1シャムロックヒル

△8ソフトフルート

△2アブレイズ






本命はイズジョーノキセキ。


現在準オープンクラス、格上挑戦での重賞出走になるイズジョーノキセキ。



重賞には昨年3歳時のGⅡチューリップ賞4着、他にもその後の重賞勝ち馬やGⅠ好走馬相手とも差の無い競馬をしており、この牝馬限定のハンデ重賞ならそこまで見劣りはしない印象。



抜けた人気では無いが、流石に前日単勝オッズ1番人気なのは驚きだが、ハンデ52キロ、2000m(0・2・1・1)、阪神コースとの相性の良さなど非常に好材料・魅力が多い馬。



前走も上がり最速の脚を使ってハナ差の2着と負けて強しの内容で、中団・好位の位置からしっかりした脚を使える馬だし、多少渋った馬場なら十分にこなしている。



条件戦とはいえ、これまで戦った相手関係から重賞級の力はある馬だろう。

















対抗はミスニューヨーク。


今年3月の準オープン戦・スピカステークスを優勝してオープン入りを果たしたミスニューヨーク。



昨年3歳時も重賞を勝てる素質があると個人的に注目していた馬だが、陣営もその期待を感じていたように、格上挑戦ながらGⅠにも積極的に挑戦、GⅠ秋華賞では厳しい外枠も5着に健闘した。



前走新潟競馬場でのGⅢ福島牝馬ステークスは9着に敗れたが、どちらかと言えば広いコースより、中山や福島など多少器用さが求められるコースの方が適性が高く感じられ、今回の阪神内回り2000mの舞台は合いそう。



イズジョーノキセキ同様、これまでの成績から明らかに牝馬限定のハンデ重賞なら勝てる力は十分にあると思われ、斤量53キロなら、よりその期待は高まる。



正直もう少し内目の枠が欲しかったが、そこは乗り慣れた主戦騎手が上手く対応してくれれば。

















クラヴェルも条件馬の1頭だが、準オープンクラスで戦ってきた相手関係から、ハンデ重賞なら十分に通用する力はありそうに感じる。



何より横山典弘騎手が51キロで乗りに来るのはそれなりの手応えがあるからだろう。

















馬券はイズジョーノキセキ中心の馬単、三連複で買いたいですね。