明日、川崎競馬場で3歳牝馬ダート女王決定戦・関東オークスが行われます。












昨年の関東オークスはレーヌブランシュが優勝。








発走は20:10です。


JRAから4頭、地元・川崎、浦和各2頭、大井、船橋、金沢、高知各1頭の計12頭で争われます。















3歳牝馬限定唯一のダートグレード競走・関東オークス。












南関東所属馬にとっては牝馬三冠最後の一戦で、今年は浦和・桜花賞、大井・東京プリンセス賞の二冠を制した浦和のケラススヴィアが三冠に王手を掛けて出走。




しかし、JRA所属馬にとっても貴重な3歳牝馬限定のダート重賞という事で、毎年南関東牝馬クラシックの上位勢との熱い戦いが繰り広げられています。




昨年は二冠を制したアクアリーブルがJRAのレーヌブランシュに敗れて悔しい2着、三冠は成りませんでした。




今年三冠が懸かるケラススヴィアは南関東3歳牝馬同士とは既に勝負付けは済んだ印象で、気になるのはJRA所属馬との力関係だけと言えそうです。




南関東牝馬三冠達成なれば、2006年チャームアスリープ以来の快挙。





JRAの強豪を抑えて快挙達成なるか注目です。














それでは関東オークスの予想を紹介します。


評価順で。





◎6ウェルドーン

◯7ケラススヴィア

▲1ランスオブアース

△8ディアリッキー

△9ベルヴォーグ

△4グロリオーソ







本命はウェルドーン。


芝ではデビュー戦で12着に敗れると、この1戦で見切りを付け、以降は一貫してダート戦だけを使われて3勝をあげているJRAウェルドーン。



ダートでの初勝利には5戦を要したが、1勝クラスを3戦目で勝ち上がると、続く昇級初戦の前走L鳳雛ステークスではGⅡUAEダービー4着の強豪タケルペガサスに3馬身差を付けて楽勝した。



前走の楽勝振りを鵜呑みには出来ない感じはするも、馬体重10キロが増えての成長が窺え、今の勢い・成長力から世代牝馬限定戦なら重賞タイトルも現実味を帯びている。



南関東牝馬二冠馬ケラススヴィアとの力関係は難しいところだが、ハイレベルなJRAの3歳ダート路線のリステッド競走で牡馬を抑えての優勝は、やはり軽視出来ない。



距離は1800mでしっかり走れているし、コーナー6回の小回り・川崎の2100mなら十分こなせそうだし、名手の手綱捌きにも注目したいですね。
















対抗はケラススヴィア。


2歳時は東京2歳優駿牝馬を優勝し、南関東2歳牝馬チャンピオンに輝き、今年は浦和・桜花賞、大井・東京プリンセス賞の二冠を制し、現南関東3歳牝馬チャンピオンと言える存在のケラススヴィア。



通算7戦6勝、唯一の敗戦であるユングフラウ賞では展開がハマったウワサノシブコにアタマ差先着されての2着で負けて強しの内容。



続く浦和・桜花賞ではきっちり巻き返して優勝、1800mの距離が課題だった前走の東京プリンセス賞はハナを切っての上がり最速をマーク、最後は2着馬に7馬身差を付けて楽勝した。



前走の勝ちっぷりなら川崎2100mも十分こなせそうだし、左回りも全く問題無く、2歳時のローレル賞のように番手~好位からでも競馬は出来る。



今回はリステッド競走勝ち馬やダートグレード競走で入着しているJRA勢が加わっての三冠目になるが、怪物級的な存在は見当たらず、となれば二冠を制した実力・下馬評的には十分に三冠達成の可能性はある。



個人的には南関東牝馬三冠を達成し、そのまま牡馬相手のJpnⅠジャパンダートダービーへ進んで欲しい。
















JRAランスオブアースは芝でもそこそこの適性をあったが、ダートに使われると(2・1・1・1)と大きな変わり身を見せた。



前走のJpnⅡ兵庫チャンピオンシップでは好位インコースからレースを進め、3コーナーからは上位に放されたが、直線外に出されてからは渋とくジリジリ伸びて3着に入った。



前走のレース振りから距離が伸びて良さが出そうなタイプだし、ロス無く好位で脚を溜めれそうな枠順も魅力。



ダートグレード競走を経験・上位争いした実績は光る。
















馬券はウェルドーン、ケラススヴィア2頭を中心にした三連複、三連単で買いたいですね。


 

 

 

 





旅打ち競馬ライター・井上オークスさんの関東オークスの本命馬が気になりますね笑




中央のオークスはどうだったんでしょうね??