明日、札幌競馬場のメインレースはサマースプリントシリーズ開幕戦・函館スプリントステークスです。











2009年函館スプリントステークス優勝馬グランプリエンゼル





父アグネスデジタル
母アンダンテ
(サンデーサイレンス)



栗毛・牝馬



41戦5勝



主な成績



優勝2009年函館スプリントステークス(GⅢ)
2着2011年京阪杯(GⅢ)
2着2012年オーシャンステークス(GⅢ)








主な産駒



モズレジーナ



優勝2021年響灘特別(2勝クラス)






モズピンポン



優勝2021年4歳以上1勝クラス










※レース名・格付けは当時の表記です。









発走は15:25です。













夏の短距離重賞シリーズ・サマースプリントシリーズの開幕戦である函館スプリントステークス。






このレースの前身は、かつて札幌競馬場で行われていたGⅢ札幌スプリントステークスなので、今年のGⅢ函館スプリントステークスが札幌競馬場で行われる事に関してあまり違和感はありませんね。






東京オリンピックの男女マラソンなどが札幌市で開催される事になり、その為開催日程が変更、今年のGⅢ函館スプリントステークスは札幌競馬場での実施になりました。





東京オリンピック・・・






まあ、オリンピックに関して賛否両論あるので、ここで触れませんが、GⅢ函館スプリントステークスはサマースプリントシリーズ対象競走。




当シリーズを目標にしている馬はもちろん、秋のGⅠスプリンターズステークスまで見据えた馬も出走して来ます。





先を見据えているのか、今回・サマースプリントシリーズが目標なのか、各陣営の思惑を見極める事が馬券的中へ向けて大きなポイントになりそうですね。















それでは函館スプリントステークスの予想を紹介します。


評価順で。






◎7ミッキーブリランテ

◯5ケープコッド

▲3シゲルピンクルビー

△16カレンモエ

△10ジョーアラビカ

△11コントラチェック

△1アスタールビー

△14ビアンフェ








本命はミッキーブリランテ。


これまで重賞勝ちは無いが、3歳時のGⅢシンザン記念3着、今年のGⅢ阪急杯2着など、いつタイトルに手が届いても不思議ではない能力を持つミッキーブリランテ。



早い時期から素質の高さを見せて来たが、今年に入るとリステッド競走優勝・重賞好走、更にGⅠへ初挑戦するなどキャリアハイと言える成績を残している。



前々は初のGⅠ・1200m戦・馬場状態、相手関係などを踏まえて考えるとそこまで悲観する内容ではなく、前走のGⅡ京王杯スプリングカップも僅差の4着。



唯一の1200m戦での持ち時計がGⅠ高松宮記念の重馬場1分9秒8は参考外で、1400m1分19秒5で走破出来ているので、時計は普通に考えれば詰められるだろう。



力の要する洋芝ならあまり時計を重視するほどでは無いし、札幌は初めてになるがあまりコースに拘らない馬なのでそこまで気にはならない。



今回は今年5走目で、この後に続くサマースプリントシリーズ、秋のGⅠスプリンターズステークス云々より、ここでのタイトル奪取に懸けている気配がある。



鞍上が札幌まで騎乗しに来るのも勝負掛かりか。

















対抗はケープコッド。


早くから1200m、スプリントへ対する高い適性を見せて来たケープコッド。


マイルのGⅠ桜花賞、1400mでの2戦の内容からも1200mに特化した馬で、GⅠ桜花賞以降は一貫して芝1200m戦のみを使われている。



北海道の洋芝では3戦2勝、札幌芝1200mでは2歳オープン特別・すずらん賞を優勝と、高い適性を持っている。



前走の鞍馬ステークスは前に行った馬には厳しい展開ながらそれなりの粘りを見せて健闘、着差・着順以上の内容。



開幕週を考えれば枠順も良く、好位のインコースで脚が溜めやすいのは魅力的。



後は詰まる事なく直線を向ければ。
















3歳牝馬50キロの斤量が魅力のシゲルピンクルビーは初の1200mに対応出来るかが最大のポイントになる。



GⅡフィリーズレビューの走りからは、高いスプリント適性を感じる。
















馬券はミッキーブリランテ中心の三連複で買いたいですね。