明日、園田競馬場で2400mの地方全国交流重賞・六甲盃が行われます。











昨年の六甲盃はアッキーが優勝。








発走は17:55です。


地元・兵庫7頭、大井2頭、船橋、川崎、浦和各1頭の計12頭で争われます。
















地方競馬全国的に見ても貴重な2400mの重賞競走・六甲盃。











2400m以上で行われる主要な地方競馬交流長距離重賞と言えば、金沢・2600mの北国王冠、大井・2400mの東京記念、そして園田・2400mの六甲盃。




園田競馬場2400mは現在年に1回、六甲盃でしか使用されないコース。




各馬スタミナを問われるのは言うまでもなく、小回りの長距離戦なので、道中の折り合い・位置取りなどが非常に重要になって来ますね。





今年遠征して来た5頭は全て南関東所属馬。






迎え撃つ地元馬は7頭、もちろん総大将は兵庫最強のジンギ。




ジンギにとって2400m戦は初めてになり、遠征馬を含め、相手は長距離を走り慣れたスペシャリスト達。





今後、南関東など他地区への遠征へ向けてどんな走りを見せるか。





注目です。













それでは六甲盃の予想を紹介します。



評価順で。





◎6ジンギ


◯2ホーリーブレイズ


▲4トーセンブル


△1スギノグローアップ


△8タガノディグオ


△11タガノジーニアス







本命はジンギ。



これまで重賞競走を6勝、地元・兵庫最強馬ジンギ。




昨年は兵庫のグランプリ競走・園田金盃を5馬身差で楽勝、兵庫県競馬年度代表馬に輝いた今年も姫路競馬場で白鷺賞を7馬身差で楽勝、勢いに乗って挑んだダートグレード競走・JpnⅢ名古屋大賞典では上位3頭には放されたが4着と健闘した。




地元に戻っての前走、兵庫県競馬春のグランプリと言える兵庫大賞典ではスタートからハナを切って逃げ切った。




今回は初の2400m戦になるが、2000mの白鷺賞ではハナを切り、3コーナー手前でマクられる厳しい展開も、先手を奪い返して直線では独走状態、元々折り合いに不安も無いし、あのレース振りから距離が伸びても問題無いだろう。




強力な南関東の遠征馬が相手になるが、今後再びの遠征へ向けて、ここはきっちり決めて欲しい。


















対抗はホーリーブレイズ。



JRA在籍時は5勝をあげたオープン馬、リステッド競走・オープン特別でも上位争いした実績があるホーリーブレイズ。




昨年夏に南関東・大井へ転入、初戦の2400m・東京記念トライアルでは早めに先頭に立つと、後はゴールまで引き放す一方、2着トーセンブルに大差を付ける楽勝。




衝撃的な転入初戦を飾った事から、続く東京記念では強豪を差し置いて1番人気に支持されるも、向正面を過ぎた辺りから早くも一杯になり、結果7着に敗退、JpnⅢ白山大賞典も8着に終わった。




10月の埼玉新聞栄冠賞では復調気配を示す4着、前走の大井記念は休み明けに加え、後方に待機していた有力どころに早めにマクられる厳しい展開もあってか12着。




それでも今回は前走に比べ相手関係は楽になるし、距離が伸びるのもプラスで、休み明けを一度叩かれた上積みも見込める。




他の南関東の有力馬より先行力があり、ジンギの出方次第ではハナを切っても良いだろう。




鞍上の真島大輔騎手が園田まで騎乗しに来るのも高い勝負気配を感じる。

















船橋のトーセンブルは、2400mでは1勝だが、過去2年2600mの金盃で3、2着、昨年のダートグレード競走・2400mのJpnⅡダイオライト記念4着の実績がある南関東を代表する長距離砲。




基本的には後方から徐々に追い上げていく脚質だが、ペース次第では中団~好位からでも競馬は出来る馬。




気になる小回り・初の園田コースになるが、浦和や川崎でも好走歴があるのでそこまで心配はいらない。



地元・兵庫の名手下原理騎手とのコンビも非常に楽しみ。

















馬券はジンギ頭固定の三連単で買いたいですね。