明日、中京競馬場のメインレースはダート1900mの重賞競走・平安ステークスです。











2014年平安ステークス優勝馬クリノスターオー






父アドマイヤボス
母マヤノスターライト
(ジェイドロバリー)



青毛・牡馬



35戦7勝



主な成績



優勝2014年平安ステークス(GⅢ)
優勝2014年シリウスステークス(GⅢ)
優勝2015年アンタレスステークス(GⅢ)
2着2016年コリアカップ(韓国GⅠ)
2着2016年ダイオライト記念(JpnⅡ)
2着2014年エルムステークス(GⅢ)
2着2015年平安ステークス(GⅢ)
2着2016年平安ステークス(GⅢ)
2着2016年エルムステークス(GⅢ)







※レース名・格付けは当時の表記です。










発走は15:35です。
















時期的に大井競馬場で行われる帝王賞の前哨戦になる平安ステークス。










今年はダート1900mに変わりはありませんが、右回りの京都競馬場から左回りの中京競馬場での実施となります。





創設当初平安ステークスはオープン特別として実施されていましたが、1994年よりGⅢ格付けの重賞競走に昇格。





2012年までダートGⅠフェブラリーステークスの前哨戦の位置付けでしたが、東海ステークスとの施行時期の入れ替えにより、春開催になりました。






現在はJpnⅠ帝王賞への前哨戦として機能し、ニホンピロアワーズ、インカンテーション、チュウワウィザード、オメガパフュームなどのGⅠ/JpnⅠホースが優勝。






毎年好メンバーが揃うダート重賞で、JpnⅠ帝王賞はもちろん、今後のダートGⅠ/JpnⅠ戦線へ向けて必見のレースです。













それでは平安ステークスの予想を紹介します。


評価順で。





◎11マルシュロレーヌ

◯5オーヴェルニュ

▲9マスターフェンサー

△12ロードブレス

△16アメリカンシード

△10ドスハーツ

△3ケンシンコウ







本命はマルシュロレーヌ。


メンバー唯一の牝馬で、昨年から今年にかけて牝馬限定ダート重賞を3勝、いよいよ牡馬相手のダート重賞戦線に殴り込みを掛けてきたマルシュロレーヌ。



小倉の準オープン戦では次元の違う脚で突き抜け、続くJpnⅡレディスプレリュードでは強豪相手に3馬身の完勝、重賞初制覇を飾った。



JpnⅠJBCレディスクラシックは不可解な3着に敗れるも、今年に入りJpnⅢTCK女王盃、JpnⅡエンプレス杯と重賞2連勝、特に前走は良績の無い左回り、中団待機の脚質による小回りコースなど、不安材料が多い中での優勝で、GⅠ/JpnⅠ勝ちは無いが現時点では牝馬ダートNo.1と言える存在にまで来た。



今回は中京競馬場でのGⅢ平安ステークスだが、左回りは前走で対応出来たし、牡馬が相手でもGⅠ/JpnⅠ優勝馬は不在のメンバーで、十分に上位争い出来るはず。



昨年のJpnⅡレディスプレリュードの内容から脚抜きの良い馬場になるのは良さそうだし、元々芝で走っていた馬なので、雨はこの馬にとってはプラスに働きそう。



重賞になってからのGⅢ平安ステークスを優勝した牝馬は不在だが、この馬の能力・今の勢いなら期待は持てるし、ここで好勝負して牡馬相手のGⅠ/JpnⅠへ参戦なら、今後のダート戦線が非常に面白くなりそうなので頑張って欲しい。


 














対抗はオーヴェルニュ。



昨年3月オープンクラスに上がってからの3戦はパンチ不足な印象があるレースが続いていたが、11月のL福島民友カップ、Lベテルギウスステークスとリステッド競走を連勝。




年明け1月のGⅡ東海ステークスでは先行勢には厳しい展開だったが、好位追走から直線抜け出して優勝、3連勝で重賞初制覇。




勢いに乗って挑んだGⅠフェブラリーステークスは適距離とは言えない1600m、一気の馬体減も影響してか13着に大敗。




今回は2戦2勝の中京コース、重賞制覇を飾ったGⅡ東海ステークスとほぼ同舞台と巻き返しの条件が多く揃った。




多少速いペースで先行しても渋とい馬で、好枠からスタートを決めて上位争いを期待。



















マスターフェンサーは昨年重賞3連勝、前走は案外な4着に終わったが、アメリカ遠征経験など実績はメンバー最右翼の存在。




左回りでは前走は敗れたが、中京ダート1900mで勝ち星があるし、GⅠケンタッキーダービー6着、GⅠベルモントステークス5着、国内でも3勝をあげているように全く不安は無い。



















馬券はマルシュロレーヌ中心の三連複で買いたいですね。