明日、大井競馬場で1200mのダートグレード競走・東京スプリントが行われます。
発走は20:10です。
JRAから5頭、地元・大井6頭、浦和2頭、川崎、船橋各1頭の計15頭で争われます。
今年最初のダート1200m重賞・東京スプリント。
日本で行われるダート1200mのグレード競走は、持ち回りのJBCスプリント、2歳牝馬限定のエーデルワイス賞を除くと、東京スプリント、北海道スプリントカップ、クラスターカップ、東京盃、カペラステークスの5競走。
1400mを含めると結構充実した感じのダート短距離路線ですが、ワンターンの1200mと地方競馬場特有のコーナー4つの1400mでは求められる適性も違ってきますし、特にJRAでは12月のGⅢカペラステークス1競走だけなので、もう少しダート1200mの重賞を増やして欲しい感じはしますね。
今年のJpnⅢ東京スプリントのメンバー。
昨年の勝ち馬ジャスティンや、マテラスカイ、コパノキッキング、レッドルゼルなどのダート短距離トップホースはサウジアラビア・ドバイなどへ転戦した為不在。
その影響もあってか手薄な印象のJRA勢に対して迎え撃つ地方勢は、昨年のJpnⅠJBCスプリント優勝馬サブノジュニアをはじめ、キャンドルグラス、トロヴァオ、ベストマッチョなど強力な布陣。
JRA勢の中にはダートグレード競走初挑戦・初ナイター・初めての地方の砂に対しての適性など、それぞれに不安材料はある感じで、地の利を生かした地方勢上位独占の可能性もありそうです。
それでは東京スプリントの予想を紹介します。
評価順で。
◎9サブノジュニア
◯12キャンドルグラス
▲6リュウノユキナ
△10ノボバカラ
△11トロヴァオ
△8クロスケ
△1ベストマッチョ
本命はサブノジュニア。
昨年のJpnⅢ東京スプリント2着、夏のアフター5スター賞で重賞初制覇を飾ると、秋には並み居る強豪を押さえてダート短距離最高峰のJpnⅠJBCスプリントを優勝した。
その後はJRAのダート重賞で2戦し、慣れない中央のダートで59キロの斤量もあり、好結果を出せなかった。
地元・大井に戻っての前走フジノウェーブ記念は再び59キロ、ベストとは言い難い1400m戦、結果4着とはいえ厳しい条件の中それなりの脚は使っており、勝ち馬から0秒3差なら決して悪い内容ではなかった。
今回はJpnⅠJBCスプリントを優勝など11勝をあげているベスト舞台の大井1200m、更に58キロとはいえ斤量も軽くなる。
そろそろ本来の走りを期待出来そう。
対抗はキャンドルグラス。
船橋記念連覇、ダートグレード競走でも昨年のJpnⅢ東京スプリント3着、JpnⅠJBCスプリント5着など南関東短距離路線の強豪キャンドルグラス。
大井1200mで重賞勝ちは無いが、ダートグレード競走で4度の掲示板、アフター5スター賞2年連続2着など得意とするコース。
持ち時計も十分で雨で砂が締まっても良いし、安定した差し脚は魅力的。
昨年のJpnⅠJBCスプリントくらい走れば、当然ここなら上位争い必至。
JRAのリュウノユキナは今回がダートグレード競走初挑戦。
3走前には後にGⅠドバイゴールデンシャヒーン2着のレッドルゼルにタイム差無しの2着。
その後はダート1200mのオープン特別を連勝、目下の充実振りならあっさりもあるか。
馬券はサブノジュニア中心の三連複で買いたいですね。

