明日、大井競馬場で大井記念の前哨戦・ブリリアントカップが行われます。
発走は20:10です。
地元・大井9頭、船橋4頭、川崎3頭の計16頭で争われます。
2018年より南関東格付けSⅢの重賞競走に昇格したブリリアントカップ。
1、2着馬にはS1大井記念の優先出走権が与えられるレースですが、昨年に続いて今年も好メンバーが揃いました。
キャプテンキング、ストライクイーグル過去2年のブリリアントカップ優勝馬、2頭の東京ダービー馬など、今後の南関東重賞戦線を占う意味でも重要なレースになりそうですね。
ただ、馬券的に考えると高い実績を持つ馬でも近走は不振に陥っているなど混戦模様な感じは否めません。
大波乱も十分考えられ、人気的に甘そうな馬を中心に買ってみても面白いかも知れませんね。
それではブリリアントカップの予想を紹介します。
評価順で。
◎5ミスディレクション
◯15ゴールドホイヤー
▲13フィアットルクス
△12リンゾウチャネル
△2インペリシャブル
△4サルサレイア
本命はミスディレクション。
JRA在籍時は5勝をあげたオープン馬ミスディレクション。
大井転入初戦の前走隅田川オープンでは初のダートながら果敢に2番手追走、直線では勝ち馬ワークアンドラブには放されたが渋とく粘り、2、3着馬とは僅差の4着とまずまずの走りを見せた。
今回は転入初戦を叩かれた上積みに加え、JRA在籍時の成績から距離が1ハロンでも延びるのはプラスに働きそう。
前走の走りから好位からでも競馬は出来るが、ハナに固執した馬も居らず、リンゾウチャネル、フィアットルクスあたりの出方次第では逃げる形も十分に考えられる。
人気も手頃そうな感じで、〝帝王〟的場文男騎手の手腕で粘り込みを期待したい。
対抗はゴールドホイヤー。
昨年は雲取賞、羽田盃と重賞連勝、東京ダービーから3戦は案外な結果だったが、前走の報知グランプリカップを優勝、重賞3勝目をあげた。
前走の報知グランプリカップは発走してから内に寄せた時にヤマノファイトが煽りを喰って落馬するアクシデント。
そんな中での前走優勝に関して賛否両論はあるが、結構なメンバー相手を押さえた力は、昨年の羽田盃馬でもあるし、決して斜行は評価する事は出来ないが、アクシデントが無くても好位を取った時点で上位争いに加わっていたような感じはする。
今回は前走より更に外目・8枠になったが、自身より内枠に入った先行タイプの馬を先に行かせてスムーズに好位を取れそうな感じで悪くは感じない。
雲取賞、羽田盃を完勝した大井1800mはベストな舞台だろう。
トライアルの優勝馬フィアットルクスはJRA在籍時は未勝利に終わったが、大井に転入すると(13・2・0・1)。
唯一の馬券外の4着も、勝ちに行く競馬でラストは甘くなっただけで、着差はそこまで無かったし評価を下げる必要は無い。
その4着敗戦以降は3連勝でブリリアントカップ・トライアルを優勝、時計的にここでも十分通用しそう。
馬券はミスディレクション中心の馬単を考えています。

