明日の阪神競馬場のメインレースはヴィクトリアマイルの前哨戦・阪神牝馬ステークスです。











2012年阪神牝馬ステークス優勝馬クィーンズバーン







父スペシャルウィーク
母シンコウエンジェル
(オジジアン)



黒鹿毛・牝馬



23戦4勝



主な成績



優勝2012年阪神牝馬ステークス(GⅡ)









代表産駒



アカネサス



優勝2019年エルコンドルパサープレミアム(2勝クラス)










※レース名・格付けは当時の表記です。









発走は15:35です。


優勝馬にはGⅠヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられます。













2005年までは12月に実施されていましたが、翌2006年から春の阪神に移行、GⅠヴィクトリアマイルの前哨戦になりました。





2006年から2015年まで芝1400mで施行され、ラインクラフト、エイジアンウインズ、カレンチャンなどが優勝。



2016年からは本番と同じ芝1600mに変更され、よりGⅠヴィクトリアマイルへ向けて重要な前哨戦の役割を担うレースになりました。






今年の出走馬にはGⅠホースこそ居ませんが、昨年優勝馬のサウンドキアラは本番のGⅠヴィクトリアマイルでアーモンドアイの2着に好走。






今年も本番に直結するレースになるかも知れませんし、注目したいですね。















それでは阪神牝馬ステークスの予想を紹介します。


評価順で。






◎8リアアメリア

◯7イベリス

▲2ギルデッドミラー

△4マジックキャッスル

△10デゼル

△3ブランノワール







本命はリアアメリア。


昨年はデアリングタクトの影に隠れた感じになったが、GⅡローズステークス、GⅢアルテミスステークスと重賞競走を2勝、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズでは1番人気に支持された馬。



人気が下がった中でのGⅠ優駿牝馬・オークスでは後方から良い脚で追い上げて4着と健闘、デビュー戦でのパフォーマンスなどを考えると改めて素質の高さを垣間見せたレースだった。



個人的に持った素質・馬体からGⅠ級の馬と思っているし、要は気性が上手く噛み合えばGⅡローズステークスのような走りは当然とも感じる。



前走のGⅢ中山牝馬ステークスは休み明け+不良馬場での敗戦で度外視。



気性的にマイルの距離は歓迎で、休み明けを一度叩かれて状態は文字通り上昇。



メンバー、展開を考えると今回は好位2~3番手辺りからの正攻法での競馬をして欲しいところ。
















対抗はイベリス。


前走のGⅢ京都牝馬ステークスはスタートから先手を取り、枠順・展開を最大限に生かした鞍上の好騎乗も光った中で危なげなく逃げ切って優勝。



今回も同型の存在は少なく、メンバー的にもハナは濃厚で、とりあえずは前走に引き続き自分の形に持ち込めそうなのは良いだろう。



マイルでもGⅢアーリントンカップを優勝しているし、3走前のマイル戦でもそこまで大きく負けておらず距離の不安は無い。



前走で持ち味を最大限に引き出した鞍上の酒井学騎手が手綱を取り続けているのも魅力。
















ギルデットミラーは前走のGⅢ京都牝馬ステークスで復調気配を感じさせる2着。



元々GⅠNHKマイルカップ3着、GⅢアーリントンカップ2着の実力があるし、マイルの距離も気にならない。



追い切りの動きも良く、復調気配を示した前走から更に状態は良くなっていそうで、そろそろ本領発揮のタイミングか。
















馬券はリアアメリア中心の三連単を考えています。