明日、船橋競馬場で南関東所属馬によるマイルの重賞競走・京成盃グランドマイラーズが行われます。
昨年の京成盃グランドマイラーズはカジノフォンテンが優勝。
発走は20:05です。
地元・船橋4頭、浦和3頭、大井1頭の計8頭で争われます。
今年から時期をずらして、春のダートマイルJpnⅠ競走・かしわ記念へ向けての南関東所属馬による前哨戦になった京成盃グランドマイラーズ。
7頭立ての前日JpnⅢマリーンカップに続いて京成盃グランドマイラーズも8頭立てと少ない頭数になりましたが、今年から南関東格付けSⅡに昇格し、中々の好メンバーが揃いました。
JpnⅠ川崎記念を制したカジノフォンテン、昨年の南関東牝馬二冠のアクアリーブル、南関東古馬戦線の強豪2頭、タービランス、グレンツェントと非常に楽しみなメンバー。
特に川崎記念馬カジノフォンテンは今や南関東・地方競馬を代表する馬で、JpnⅠかしわ記念への叩き台とはいえ、もはや無様な競馬は出来ない立場ですよね。
カジノフォンテンにとって京成盃グランドマイラーズは連覇が懸かりますが、再びJRAの強豪が相手になるJpnⅠかしわ記念を見据えてどんな走りを見せるか大きな注目が集まります。
それでは京成盃グランドマイラーズの予想を紹介します。
評価順で。
◎4カジノフォンテン
◯7タービランス
▲8グレンツェント
△2アクアリーブル
△3アドマイヤゴッド
本命はカジノフォンテン。
3歳時から南関東クラシックで善戦していたが、秋になると自己条件から準重賞まで圧勝続きの4連勝。
昨年6月に行われた京成盃グランドマイラーズで重賞初制覇、12月には勝島王冠でノンコノユメ、モジアナフレイバーを撃破して重賞2勝目を飾ると、年末のGⅠ東京大賞典では9番人気ながら優勝馬オメガパフュームのクビ差2着に粘った。
そして前走のJpnⅠ川崎記念は非常に先行馬有利な馬場だったが、単騎で逃げれたとはいえ、2着オメガパフュームに3馬身差を付けたのは高い能力があってこそ。
今回は休み明けで58キロ、JpnⅠかしわ記念へ向けての叩き台で余裕のある仕上げで挑むレースになるが、展開面では楽に主導権を取れそうなメンバーで大きく崩れる事は考えにくい。
最近は中距離戦を続けて使っているが、昨年の京成盃グランドマイラーズ優勝などマイルは通算8戦5勝、地元・船橋コースも6戦5勝と得意としている。
気持ち的にここはきっちり勝って欲しいところ。
対抗はタービランス。
2016年の羽田盃など重賞5勝、これまでのレースで掲示板を外したのは僅か3戦という超堅実派のタービランス。
今年8歳になったが、強豪が揃った年明けの報知オールスターカップを優勝、続くJpnⅠ川崎記念でも7番人気ながら4着、優勝馬カジノフォンテンには少し放されたが2、3着のオメガパフューム、ダノンファラオとは僅差の接戦を演じているように衰えは全く感じさせず、むしろ更に充実しているような印象。
成績通り、コース・馬場状態は問わない馬で、船橋競馬場では過去3戦して1着1回2着2回と連対率100%。
マイル戦はこれまで3戦して(2・1・0・0)、久しぶりの距離になるが先行力もあるのでそこまで気にはならないし、距離が不安視されて人気が少しでも甘くなるようなら積極的に狙いたい。
グレンツェントはJRA在籍時にGⅡ東海ステークス、GⅢレパードステークスとグレードレースを2勝、大井転入後もマイルの重賞競走を2勝するなど、南関東古馬路線トップホースの1頭。
後方から確実に追い込んで来る馬だが、勝ち切るなら3、4コーナーである程度前を射程に入れた位置を取りたいところ。
馬券はカジノフォンテン中心の三連単で買いたいですね。

