本日、中山競馬場のメインレースは芝1600mの重賞競走・ダービー卿チャレンジトロフィーです。











2009年ダービー卿チャレンジトロフィー優勝馬タケミカヅチ






父ゴールドアリュール
母カズミハルコマ
(マルゼンスキー)



鹿毛・牡馬



19戦2勝



主な成績



優勝2009年ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)
2着2008年皐月賞(JpnⅠ)
2着2007年デイリー杯2歳ステークス(JpnⅡ)
2着2008年共同通信杯(JpnⅢ)









※レース名・格付けは当時の表記です。









発走は15:45です。


ハンデ戦です。


16番ウインカーネリアンは出走取消です。













春のマイル王決定戦・GⅠ安田記念のステップ競走に位置付けされるダービー卿チャレンジトロフィー。








かつては芝1200mで実施され、1996年に芝1600mへ距離が変更されてからの優勝馬にはブラックホーク、ダイワメジャー、ショウワモダン、カレンブラックヒル、モーリスなどが名を連ね、この内ショウワモダン、モーリスは同年のGⅠ安田記念を優勝。



GⅠ安田記念へは後に控えるGⅡ京王杯スプリングカップが主流な前哨戦ですが、ショウワモダン、モーリスのように同年のGⅠ安田記念も優勝した馬も居てるだけに、今後のマイル路線を占う意味でも注目したいレースですね。








今年のGⅢダービー卿チャレンジトロフィーの出走メンバーですが、3連勝でGⅠ安田記念と同舞台のGⅢ東京新聞杯を制したカラテはGⅢダービー卿チャレンジトロフィーに出走予定でしたが、ツメの不安により同レースを回避。



今回でも好レースを見せてくれればGⅠ安田記念で面白い存在になりそうな馬だっただけに残念ですね。






メンバーを見渡すと逃げ・先行馬が多く、尚且つ内枠有利な中山マイル、ハンデ戦。




コース適性実績があり、人気を落としている伏兵の食い込みには十分に警戒しておきたいですね。













それではダービー卿チャレンジトロフィーの予想を紹介します。






◎1スマイルカナ

◯2ボンセルヴィーソ

▲4ルフトシュトローム

△9テルツェット

△11カテドラル

△13トーラスジェミニ

△12メイショウチタン

△15エメラルファイト







本命はスマイルカナ。


中山マイルでは1勝クラス・ひいらぎ賞、GⅢフェアリーステークス、GⅢターコイズステークスで優勝、GⅢ京成杯オータムハンデでもタイム差無しの2着と中山マイルに対して抜群の適性を誇るスマイルカナ。



コース適性は折紙付きだが、ウインカーネリアンは出走取消になったとはいえ、今回は前掛かりなタイプが多く揃い、先行タイプのスマイルカナにとっても展開面が非常に重要になってくる。



トーラスジェミニは逃げに固執した馬だが、同馬は外目の枠になっただけに1枠からスマイルカナが好スタートを決めて先手を主張すれば無理には競り掛けて来ないような感じはする。



持ち時計は少し物足りない感じはするが、先週土日の中山はある程度時計を要する馬場だったので、スマイルカナの持ち時計でも十分に事足りるはず。



控えても競馬は出来る馬だが、この枠ならスタートを決めて先手を主張し、行き切って欲しいところ。
















対抗はボンセルヴィーソ。


今年7歳になり、これまで重賞勝ちは無いがGⅠを含め重賞で8度3着以内に入っている強豪ボンセルヴィーソ。



特にコース・馬場状態を問わない馬だが、中山マイルでも2017年のGⅡニュージーランドトロフィー3着、昨年のGⅢダービー卿チャレンジトロフィー2着、GⅢ京成杯オータムハンデ3着と、勝ち切れないが高いコース適性を持っている。




前走も中山マイルのL東風ステークスでタイム差無しの2着と、改めてコース適性の高さを証明した。



ハナを切っての競馬も出来る先行タイプだが、逃げに固執した馬では無いので、内のスマイルカナ、外のトーラスジェミニを先に行かせての好インコースで脚を溜めての競馬になりそうだし、ここも手堅い走りを期待出来そう。
















ルフトシュトロームは休み明けになるが、昨年のGⅡニュージーランドトロフィーの勝ちっぷりが中々のパフォーマンス。



名門厩舎所属馬らしく素質は確かな馬で、中山マイルは4戦3勝と高いコース適性を誇る。



休み明けなので直前の馬体重は気にはなるが、同厩舎のレピアーウィットが先週のGⅢマーチステークスでプラス18キロで結果を出しており、厩舎の仕上げを信じたいところ。
















馬券はスマイルカナ中心の馬単、三連複で買いたいですね。