日本時間3月27日(土)、いよいよ世界競馬の祭典・ドバイ国際競走がUAE・メイダン競馬場で行われます。
昨年はコロナウィルスの影響で中止になってしまったドバイワールドカップデー。
今年は無観客ながら開催される事になり、香港馬は検疫の関係上遠征出来ないようになったようですが、開催されるとあってドバイワールドカップデー各競走に世界中から非常に多くの登録がありました。
今年のドバイワールドカップデーには各6競走に日本代表馬12頭が出走予定です。
ドバイワールドカップデー当日のプログラムと各競走に出走する日本馬は以下のとおり。
・ゴドルフィンマイル(GⅡ・ダート1600m)
デュードヴァン
・UAEダービー(GⅡ・ダート1900m)
タケルペガサス
フランスゴデイナ
ピンクカメハメハ
・ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ・ダート1200m)
コパノキッキング
マテラスカイ
ジャスティン
レッドルゼル
・ドバイターフ(GⅠ・芝1800m)
ヴァンドギャルド
・ドバイシーマクラシック(芝2410m)
クロノジェネシス
ラヴズオンリーユー
・ドバイワールドカップ(GⅠ・ダート2000m)
チュウワウィザード
どのレースも注目なんですが、大方のファンはやっぱり昨年のGⅠ宝塚記念、有馬記念を制したクロノジェネシスが出走するGⅠドバイシーマクラシックでしょうか。
このレースには日本からラヴズオンリーユーも出走しますが、サウジカップの優勝馬・イギリスのミシュリフがダートのドバイワールドカップではなく、芝のドバイシーマクラシックに登場しますね。
昨年のフランスダービー馬で、芝も問題無いので日本の強豪とどんな戦いになるか楽しみです。
メインのGⅠドバイワールドカップに出走するチュウワウィザードは前走のサウジカップで少し出負けした感じで追走に苦しみました。
相手関係はサウジカップより若干楽になりそうですし、ここは前走からの巻き返しに期待したいところですね。
GⅠドバイゴールデンシャヒーンにはコパノキッキング、マテラスカイと、リヤドダートスプリントの1、2着など強力日本馬4頭が出走予定。
前走リヤドダートスプリントは出負けしながらもラストは伸びていたジャスティン、GⅠフェブラリーステークスからの距離短縮は良さそうなレッドルゼルにもチャンスは十分。
海外勢では昨年のGⅠブリーダーズカップ・スプリントで3歳馬ながら上位人気に支持されたアメリカのヤウポン、地元・UAEのグラディエーターキング、キャンバッスドあたりが有力か。
何にしてもここは日本勢が強そうで、念願の日本馬初のGⅠドバイゴールデンシャヒーン優勝に大きな期待が懸かります。
そして毎年個人的に注目している3歳限定ダート1900mで争われるGⅡUAEダービー。
今年は日本から3頭出走予定で、サウジダービーを優勝したピンクカメハメハ、そのサウジダービーを無念の取消になってしまったフランスゴデイナの森厩舎の2頭、1勝馬ながらカトレアステークス2着、Lヒヤシンスステークスは出負けしての4着だったタケルペガサス。
何と言ってもGⅡUAEダービーはアメリカのGⅠケンタッキーダービーへの出走ポイントが懸かった重要なレースで、2016年にはラニが日本馬として初優勝、アメリカへ渡りGⅠケンタッキーダービーなどアメリカ三冠に出走したのは記憶に新しいですよね。
海外勢では、2着が続くアメリカのコワン、地元・UAEはソフトウィスパー、パナドルなどが有力視されていますが、何とか日本馬が優勝してもらい、GⅠケンタッキーダービーへ希望を繋いで欲しいところです。
ヴァンドギャルドが出走するGⅠドバイターフはイギリスの2頭、一昨年の当レースでアーモンドアイの3着、前哨戦を優勝したロードグリッターズ、昨年のGⅠプリンスオブウェールズステークスの優勝馬ロードノース、デュードヴァンが出走するGⅡゴドルフィンマイルはアメリカのパーシモニーあたりが有力視されているようです。
日本でもドバイワールドカップ、ドバイシーマクラシック、ドバイターフ、ドバイゴールデンシャヒーンのGⅠ4競走がインターネット投票で馬券が発売されますし、日本馬を応援しながら馬券も楽しみたいですね。
なお、ドバイワールドカップデーはグリーンチャンネルで3月27日(土)23:00~26:30で無料生中継されます。
今から非常に楽しみですね(^○^)

