本日、阪神競馬場のメインレースは桜花賞トライアル・フィリーズレビューです。












2001年フィリーズレビュー優勝馬ローズバド。







父サンデーサイレンス
母ロゼカラー
(ShirleyHeits)



青毛・牝馬



26戦3勝



主な成績



優勝2001年フィリーズレビュー(GⅡ)
優勝2003年マーメイドステークス(GⅢ)
2着2001年優駿牝馬・オークス(GⅠ)
2着2001年秋華賞(GⅠ)
2着2001年エリザベス女王杯(GⅠ)
2着2001年ローズステークス(GⅡ)
2着2003年府中牝馬ステークス(GⅢ)










代表産駒



ローズキングダム



優勝2009年朝日杯フューチュリティステークス(Gl)
優勝2010年ジャパンカップ(Gl)
優勝2010年神戸新聞杯(GⅡ)
優勝2011年京都大賞典(GⅡ)
優勝2009年東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)
2着2010年東京優駿・日本ダービー(Gl)
2着2010年菊花賞(Gl)










※レース名・格付けは当時の表記です。










発走は15:35です。


3着までにGl桜花賞の優先出走権が与えられます。














阪神競馬場・内回り芝1400mを舞台に桜花賞の切符を懸けて争われるフィリーズレビュー。







今年の3歳牝馬戦線はGⅠ桜花賞に直行予定のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズの1、2着馬ソダシ、サトノレイナス、GⅡチューリップ賞の同着優勝馬2頭エリザベスタワー、メイケイエール、GⅢクイーンカップを優勝した良血馬アカイトリノムスメ、GⅢフェアリーステークス優勝馬ファインルージュなど、非常に役者が揃っている感じですね。





後は来週のGⅢフラワーカップ、そして本日のLアネモネステークス、GⅡフィリーズレビューからの出走馬が加わり、GⅠ桜花賞出走を巡って熱い戦いが繰り広げられそうですね。






それでもGⅠ桜花賞へ向けての主力はやはりGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ、GⅡチューリップ賞組。






今回のGⅡフィリーズレビューで何とかGⅠ桜花賞への優先出走権を取りたい馬は居てるとは思うんですが、毎年の事ながらGⅡフィリーズレビューは芝1400mのGⅡ競走というのが大きなポイントになります。





マイル戦のGⅠ桜花賞では距離に不安があり、相手関係的に厳しい馬にとってはGⅡ競走で賞金も高額なので〝本番よりここが勝負〟の馬が毎年のように多く出走して来ます。






今年もそんな感じの馬が多く、更に前日オッズを見ても非常に混戦難解なレースですし、各陣営の思惑・仕上がり具合を見極めるのが重要になりそうです。















それではフィリーズレビューの予想を紹介します。


評価順で。






◎16オパールムーン

○9ラヴケリー

▲13ミニーアイル

△8ヨカヨカ

△3エルカスティージョ

△11ララクリスティーヌ

△15エイシンヒテン








本命はオパールムーン。


今回の出走馬でGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ出走経験がある馬は5頭、オパールムーンはそのGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズで6着。



5着の九州産馬ヨカヨカには一目置くとしても、今回の出走馬を見ても分かる通り、非常にスピードが勝ったタイプの逃げ・先行馬が多くハイペース濃厚なメンバー構成。



GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズでのオパールムーンとヨカヨカの差は僅か0秒1で能力差はほとんど無く、今回は展開面でオパールムーンに有利に働きそう。



GⅢファンタジーステークス2着の走りから1400mに替わるのもプラスで、血統的にも道悪が残る芝も気にならない。



前走の成績からGⅠ桜花賞でもそこそこ楽しめそうな馬だが、距離・相手を考えると今回が勝負と思われ、そもそもここで優先出走権を取らなければGⅠ桜花賞どころでは無い。



デビュー以降手綱取り続ける鞍上的にも阪神までオパールムーンに乗り来る事を考えても勝負気配は高い。
















対抗はラヴケリー。


GⅢ函館2歳ステークス、GⅢファンタジーステークスいずれも3着、デビュー以降3着以下が無い堅実なラヴケリー。



GⅢ函館2歳ステークスは後方からの追い込み、GⅢファンタジーステークスでは先行して粘るなど、どんな位置からでも競馬が出来る馬で、ハイペース必至な今回もその展開に合わせられるのは大きな魅力。



前走で1200mを使っているあたりに、陣営は短距離に適性を見込んでいそうで、GⅠ桜花賞云々、3歳牝馬限定のGⅡ競走の今回こそが勝負が懸かるレースだろう。



勝ち切れない印象はあるが持ち前の堅実さを生かして上位食い込みを期待したい。
















ミニーアイルは小倉で2勝目をあげてGⅠ桜花賞トライアル参戦。



2歳時にGⅢファンタジーステークスで0秒4差6着があり、今回のメンバーなら十分に通用する下地はある。



母アイランドファッションはアメリカのダートGⅠ競走を3勝した名牝で、血統的にも多少の馬場の渋りは気にならない。
















馬券はオパールムーン中心の三連複で買いたいですね。