本日、中山競馬場で皐月賞トライアル・弥生賞が行われます。












2002年弥生賞優勝馬バランスオブゲーム。







父フサイチコンコルド
母ホールオブフェーム
(アレミロード)



鹿毛・牡馬



29戦8勝



主な成績



優勝2002年弥生賞(GⅡ)
優勝2002年セントライト記念(GⅡ)
優勝2003年毎日王冠(GⅡ)
優勝2005年中山記念(GⅡ)
優勝2006年中山記念(GⅡ)
優勝2006年オールカマー(GⅡ)
優勝2001年新潟2歳ステークス(GⅢ)
2着2003年中山記念(GⅡ)
2着2003年日経賞(GⅡ)
2着2004年札幌記念(GⅡ)











代表産駒



マウンテンダイヤ



優勝2015年黒潮スプリンターズカップ(重賞)
優勝2015年二十四万石賞(重賞)
優勝2015年珊瑚冠賞(重賞)
優勝2016年御厨人窟賞(重賞)
2着2014年黒潮マイルチャンピオンシップ(重賞)
2着2015年御厨人窟賞(重賞)
2着2015年福永洋一記念(重賞)
2着2015年トレノ賞(重賞)
2着2015年建依別賞(重賞)
2着2015年黒潮マイルチャンピオンシップ(重賞)
2着2016年大高坂賞(重賞)
2着2016年黒潮スプリンターズカップ(重賞)
2着2016年珊瑚冠賞(重賞)










※レース名・格付けは当時の表記です。









発走は15:45です。


3着までにGⅠ皐月賞の優先出走権が与えられます。















皐月賞へ向けて最重要前哨戦である弥生賞。








過去の優勝馬の名前を見ても分かるように、クラシックへ向けて最も重要なステップ競走と言っても過言ではなく、GⅠ皐月賞はもちろん、その先のGⅠ東京優駿・日本ダービーをも見据えての注目レースですね。





2000年以降GⅡ弥生賞→GⅠ皐月賞を連勝した馬は2001年アグネスタキオン、2005年ディープインパクト、2010年ヴィクトワールピサの3頭と一見少ないですが、GⅡ弥生賞を惜敗後、本番のGⅠ皐月賞で巻き返して優勝した馬も居ており、各馬のレース振りをしっかりチェックする必要があります。







今年いよいよ昨年GⅠホープフルステークスを無敗で優勝、今年のクラシック最有力馬ダノンザキッドが始動。



中間の調教も含め、昨年以上に成長・強くなっている印象があり、久々の実戦になる今回はクラシックへ向けてどんなレースを見せてくれるか非常に楽しみですし、大注目の存在。




ダノンザキッド以外の出走馬もクラシックへの重要ステップ競走らしく、高い素質を持った馬が多く、10頭立てながら見応えあるレースを期待出来そうですね。










それでは弥生賞ディープインパクト記念の予想を紹介します。


評価順で。






◎10シュネルマイスター

○2ダノンザキッド

▲4タイトルホルダー

△3テンバガー

△8ソーヴァリアント

△1ゴールデンシロップ









本命はシュネルマイスター。


デビューから芝の1500m、1600mを使われて連勝、GlNHKマイルカップへ向けたローテーションを組まれるかに思われたシュネルマイスターだが、クラシックを見据えてのGⅡ弥生賞に出走してきた。



父キングマンはGlジャックルマロワ賞やGlセントジェームズパレスステークスなどを制したマイラーだが、母セリエンホルデは芝2200mのドイツオークスを優勝しており、母系の血統を踏まえると2000mくらいならこなせる可能性はある。



シュネルマイスターのレース振りを見ていると、掛かる面なども見られず、特に前走のひいらぎ賞はロスの無いインコースを上手く立ち回ったにしても直線では一杯に追われる事無く楽々と突き抜けた。



最後までしっかりした走りで、距離が伸びても対応出来そうな印象で、あれだけ高いパフォーマンスならダノンザキッドを打ち負かす可能性すら感じさせる。



好位追走から4コーナー手前辺りで外からダノンザキッドに馬体を併せる形で追い比べに持ち込めれば。
















対抗はダノンザキッド。


GⅢ東京スポーツ杯2歳ステークス、Glホープフルステークスを優勝、クラシックへの最有力馬とされるダノンザキッド。



今回は休み明けの始動戦で大きな注目を浴びるが、追い切りの動き・時計も抜群で、一杯に追えば一体どれだけのタイムを計時したのかと思わせるほどで、昨年より強くなっている印象を受ける。



スタートが上手く、すぐに好位の位置を取れるレースセンスがあり、あまりケチを付ける面も無い馬だが、あえて言うならペースが遅いのはあったが、近2走でも見られたように前半少し行きたがる素振りを見せる点か。



それでもあの程度の掛かる面なら不安らしい不安にもならないが、個人的には2000m以上の距離より、マイル~2000mまでが最も力を発揮出来るタイプには見える。



当然Gl皐月賞が目標だが、調整過程から今回もきっちり勝っておきたい雰囲気が伝わっては来るし、流石に連対までは確保するか。
















タイトルホルダーは近2走はともにダノンザキッドに先着され、今回が3度目の対戦になる。



先行して渋とく粘るのが持ち味の馬で、前走GⅢ京成杯で逃げて2着のタイムトゥヘヴンは控える競馬をして来そうなので、タイトルホルダーに大きく展開面は味方しそう。


直後にダノンザキッドが付ける形でレースは進むと思われるが、あまり後方を待ち過ぎず、早めから徐々に放していく形で好勝負に持ち込んで欲しいところ。















馬券はシュネルマイスター→ダノンザキッド→相手の三連単を本線で買いたいですね。








それにしても〝報知杯弥生賞ディープインパクト記念〟



このレース名、なんかしっくりこないなぁ~笑