本日の中山競馬場のメインレースは高松宮記念の前哨戦・オーシャンステークスです。









2006年オーシャンステークス優勝馬ネイティヴハート。






父スターオブコジーン
母ポトマックチェリー
(ノーザンテースト)



鹿毛・牡馬



52戦7勝



主な成績



優勝2000年東北ジュニアグランプリ(重賞)
優勝2006年オーシャンステークス(GⅢ)
2着2000年京王杯3歳ステークス(GⅡ)
2着2001年ニュージーランドトロフィー(GⅡ)
2着2001年OROカップ(重賞)










代表産駒



ジューンアンカー



優勝2017年未勝利戦









※レース名・格付けは当時の表記です。








発走は15:45です。


優勝馬にGⅠ高松宮記念の優先出走権が与えられます。


地方・浦和からナリタスターワンが参戦。














春のスプリント王決定戦・高松宮記念の前哨戦であるオーシャンステークス。









GⅢオーシャンステークスはかつてオープン特別として実施され、2006年に重賞競走に昇格。




オープン特別当時からGⅠ高松宮記念へのステップレースとしての役割りを果たしていましたが、優先出走権が付与される重賞競走になり、より明確な前哨戦になりました。




歴代の優勝馬にはショウナンカンプ、キンシャサノキセキ、モズスーパーフレア、ダノンスマッシュなど、後のスプリントGⅠ優勝馬がいます。






既に今年のGⅠ高松宮記念への前哨戦は2レース行われ、GⅢシルクロードステークスはシヴァージ、GⅢ阪急杯はレシステンシアがそれぞれ優勝。





昨年のGⅠ香港スプリントを制したダノンスマッシュはGⅠ高松宮記念へ直行。


そのダノンスマッシュ、GⅢ阪急杯を制したレシステンシアあたりが本番でも人気はしてきそうですが、ここからそんな有力馬に対して名乗りを挙げる存在が登場するか楽しみです。













それではオーシャンステークスの予想を紹介します。


評価順で。






◎13アウィルアウェイ

○3カレンモエ

▲9エイティーンガール

△10ヴェスターヴァルト

△5アンヴァル

△2アルピニズム

△11アストラエンブレム

△16ラヴィングアンサー








本命はアウィルアウェイ。



(2019年・フィリーズレビュー出走時)



早い時期から高いスプリント適性を見せていたが、中々重賞に手が届かず、昨年2月のGⅢシルクロードステークスでようやく初重賞タイトルを奪取。



GⅠスプリンターズステークスでは展開の恩恵はあったが、4角最後方から優勝馬グランアレグリアに次ぐ上がり33秒7の脚を使って3着に入った。



前走のGⅠマイルチャンピオンシップは距離的に参考外、健闘したGⅠスプリンターズステークスと同じ1200m戦で当然見直しは必要になる。



追い込み一手の脚質で今回も展開が非常に重要になるが、内枠に入ったビアンフェ、更にコントラチェックあたりの前掛かりタイプが居ており、そこそこの流れにはなるだろう。



持ち時計は十分で、良馬場に越した事は無いが、馬場は極端に悪くならなければ対応出来る。















対抗はカレンモエ。


父は歴代屈指のスプリント王ロードカナロア、母は2011年GⅠスプリンターズステークス、2012年GⅠ高松宮記念優勝馬カレンチャンという生粋のスプリント血統のカレンモエ。



デビューから一貫して芝1200mを使われているあたり、陣営のスプリントに対する期待の高さが伺え、昨年9月にオープン入りを果たした。



オープン入り直後のGⅢ京阪杯では直線半ばで先頭、最後はそれを目標に追い出したフィアーノロマーノに差し切られたが、初の重賞挑戦ながら先行抜け出しの堂々たる競馬で十分な内容だった。



安定した先行力があり、常に好位をキープ出来るレースセンスは魅力で、成績通りに大崩れが考えにくいタイプ。



前走のレースを踏まえて、今回のメンバーに全く怖さは感じないし、持ち時計も十分。



ここは人気でも馬券内に来る信頼性は高そう。
















エイティーンガールはある程度の持ち時計はあるが、馬場が渋れば一気に首位候補に浮上してくる。




(2019年・フィリーズレビュー出走時)



アウィルアウェイ同様、追い込み脚質で展開がカギになるが、ペースが流れて多少力の要る馬場になれば昨年のGⅢキーンランドカップのような走りが期待出来る。
















馬券は配当妙味を考え、アウィルアウェイ1、2着固定の三連単で買いたいですね。