祝日・天皇誕生日の本日、浦和競馬場で南関東3歳牝馬による重賞競走・ユングフラウ賞が行われます。
昨年のユングフラウ賞はレイチェルウーズが優勝。
発走は16:15です。
地元・浦和2頭、大井7頭、川崎2頭、船橋1頭の計12頭で争われます。
南関東牝馬三冠の第1段、同じ浦和競馬場で行われる桜花賞の前哨戦・ユングフラウ賞。
2009年より桜花賞の前哨戦としての明確化を図るべく、以前の準重賞から南関東格付けSⅡの重賞競走に昇格しました。
重賞競走に昇格したユングフラウ賞の優勝馬から次の桜花賞を制した馬は2016年モダンウーマン1頭のみですが、クラーベセクレタ、アスカリーブルなどは、その後牡馬相手の重賞も優勝するなどの活躍を見せましました。
今年も将来が楽しみにな馬が出走し、牝馬三冠戦線へはもちろん、今後を見据えて注目のレースですね。
それではユングフラウ賞の予想を紹介します。
評価順で。
◎2ケラススヴィア
○8ティーズアレディー
▲1グロリオーソ
△4プレストレジーナ
△9サブルドール
△12レディブラウン
本命はケラススヴィア。
大井から大挙7頭が出走してくる中、地元・浦和競馬場の重賞ながら今回僅か2頭の出走になった浦和所属馬。
その内の1頭が小久保厩舎所属の4戦無敗馬ケラススヴィア。
デビュー戦をスピードの違いでハナを切って楽勝、2戦目は2番手からの抜け出し、川崎のローレル賞では好位インコースで折り合っての好位差し、そして前走の東京2歳優駿牝馬はハナを切って他馬を突き放して優勝。
この時期の牝馬で脚質に融通性があるのは大きなアドバンテージで、浦和、川崎、大井と競馬場を問わない器用さもあるのを既に証明しており、現時点での完成度は非常に高い。
メンバーにさほど恐さも無く、スタート次第で今回もハナを切ってもいいし、他が先手を主張するなら好位からの位置を取ればいい。
万が一何かにやられてたとしても連対圏は確保しそう。
対抗はティーズアレディー。
昨年ホッカイドウ競馬から南関東・大井に転入。
転入後は3戦連続で大井1600mを使い、2、2、1着と堅実な結果を出しており、脚質にも幅がある。
先行し抜け出して優勝した前走の桃花賞の勝ち時計も中々優秀で、その時の2着馬プレストレジーナは東京2歳優駿牝馬の4着馬でもあり、その馬に完勝しているあたりを考えれば既に重賞戦線で活躍している馬に対しても十分力は足りる。
ホッカイドウ競馬在籍時の走りから距離にも対応出来るだろうし、ここに来ての上昇度・成長振りは魅力的。
グロリオーソも前記2頭と同じく自在性がある脚質は魅力な馬で、この馬自身は非常にスピード能力に秀でたタイプの印象。
そういう意味では距離が伸びてくる今後の牝馬三冠戦線云々、1400mの今回に対する勝負気配を高く感じる。
馬券はケラススヴィア頭固定の三連単が本線ですが、配当妙味があるケラススヴィア2着の目も少し押さえておきたいですね。