明日、大井競馬場で南関東クラシックを見据えた3歳馬による重賞競走・雲取賞が行われます。











昨年の雲取賞はゴールドホイヤーが優勝。










発走は16:10です。


地元・大井4頭、船橋、浦和、川崎各3頭の計13頭で争われます。














南関東クラシックへ向けたステップレース・雲取賞。







過去の優勝馬にはサンライフテイオー、サプライズパワー、エスプリシーズ、シーチャリオット、2019年より重賞競走に昇格すると、ヒカリオーソ、ゴールドホイヤーと2年連続で南関東クラシックホースが誕生。





歴代優勝馬には結構な名前が並んでいるように、重賞昇格は納得のレースですし、前2年の優勝馬からも南関東クラシックへ向けて注目のレースですね。




まあ、南関東クラシック戦線の重賞競走をJRAのクラシック戦線に例えると、おおざっぱですが、雲取賞(共同通信杯)、京浜盃(弥生賞)、羽田盃(皐月賞)、東京ダービー(日本ダービー)といったところでしょうか(笑)





JRAで行われる共同通信杯もクラシックへ向けた非常に重要なレースですが、大井競馬の雲取賞も同じような位置付けに感じますね。




今年の雲取賞のメンバーを見渡すと、JpnⅠ全日本2歳優駿2着のランリョウオーに対してホッカイドウ競馬からの転入馬達が挑むといった図式でしょうか。





5戦全勝でJpnⅠ全日本2歳優駿を制したアランバローズを中心とした南関東3歳戦線にどの馬が名乗りを挙げてくるか注目です。











それでは雲取賞の予想を紹介します。


評価順で。






◎12シビックドライヴ

○3タブラオ

▲10ランリョウオー

△4トランセンデンス

△2ギガキング

△6ノートウォージー

△7ノットリグレット

△5ヒートアップハート







本命はシビックドライヴ。


今回がホッカイドウ競馬から大井競馬に転入しての初戦になるシビックドライヴ。



ホッカイドウ競馬在籍時にはサンライズカップで重賞制覇、個人的にも本命にした前走のJpnⅢJBC2歳優駿ではスタートは悪くはなかったが、外の馬に内に入られて思ったより後ろの位置になってしまい、更に終始外を回された事もあって9着に敗れた。



サンライズカップのレース振りから、気分良く好位の位置をとっての持久力勝負に持ち込めれば高いパフォーマンスを発揮出来る馬で、そんな競馬がしやすそうな今回の8枠はこの馬にとってはプラスに働きそうな感じ。



人気も手頃そうだし、前走の敗戦だけで見限るのは早計で、ここは巻き返しを期待。















対抗はタブラオ。


デビュー当初からそれなりの走りは見せていたが、6戦目の1600m戦を逃げ切って優勝。



次に出走した初の1800m戦では2番手追走から逃げるカイジンチャンプを2馬身と1/2差を付けて完勝。



続けての1800m戦の前走では中団追走から粘るブライトフラッグを上がり最速の脚で捕らえて優勝、3連勝を飾った。



距離を伸ばした2走前から一気に良さが出てきた印象で、2走目の1800m戦では着差は僅かクビ差だったが、時計は2走前より1秒1速く、数字的・レース振りからも改めて高い中距離適性を証明した内容だった。



中距離適性はもちろん、3連勝の勢いは軽視出来ず、クラシックへ向けてここは良い結果を期待したい。















ランリョウオーはJpnⅠ全日本2歳優駿2着の実績はもちろん、これまで全て連対圏を確保している実質の現南関東3歳No.2の存在。



マイナス10キロで挑んだJpnⅠ全日本2歳優駿では自分の展開に持ち込んだアランバローズに5馬身引き放されたが、JRA勢を押さえての2着は高く評価出来る内容。



1800mのJBC2歳優駿チャレンジでは正に完勝と言えるレース振りで、前走より距離は伸びた方が良さそうな感じ。



休み明けなので大丈夫とは思うが、馬体がこれ以上減っていなければここでも良い走りを見せてくれそう。
















馬券はシビックドライヴ中心の馬単、三連複で買いたいですね。