建国記念日・祝日の明日、佐賀競馬場で2000mのダートグレード競走・佐賀記念が行われます。










昨年の佐賀記念はナムラカメタローが優勝。











発走は16:30です。


JRAから5頭、地元・佐賀4頭、名古屋2頭、兵庫1頭の計12頭で争われます。













川崎記念、フェブラリーステークスの谷間の時期に実施されるダートグレード競走・佐賀記念。







毎年JRA勢にそこまでの一線級は時期的な物もあり出走はして来ませんが、今年も例年通りと言いますか、低調な感じはするJRA勢。





それでも地方勢と比較すると強力メンバーのJRA勢で、地方勢はかなり分が悪い印象は拭えません。





それにJpnⅢ佐賀記念は過去10年の優勝馬はもちろん、2、3着馬も全てJRA所属馬が独占しているという数あるダートグレード競走の中でも特に圧倒的にJRA勢が幅を利かせているレース。





実績だけならメンバー最上位の佐賀・グレイトパールは流石に全盛期は過ぎた感じで、元JRAオープン馬で、転入初戦を快勝した兵庫・メイプルブラザーなら馬券内突入の可能性は僅かにありそう。







まあ、何にしても今年もJRA勢中心で馬券を組み立てた方が良さそうです。












それでは佐賀記念の予想を紹介します。


評価順で。






◎11アシャカトブ

○1クリンチャー

▲3メイプルブラザー

△9ロードゴラッソ

△12ハナズレジェンド

△8ウインユニファイド









本命はアシャカトブ。


3歳時からGⅢユニコーンステークス6着など、ある程度の活躍はしていたが、その後徐々に成長・良化し、昨年3月にオープン入り。



オープン入り後はGⅢマーチステークス4着、ゴール入線後に転倒して話題になったアハルテケステークスでオープン特別初勝利を果たした。



前走のポルックスステークスはアハルテケステークスの転倒からの休み明け、プラス14キロと余裕残しの仕上がり具合だったが、先行し、早め先頭に立つ競馬で勝ち馬から0秒2差の3着と十分な内容を残した。



一度叩かれた上積みは確実に見込め、文字通り馬体も絞れ、前走以上の状態で出走出来そう。



先行力があるので佐賀コースにも心配は無いし、同じJRA所属馬にもそこまで強力馬は見当たらない。



重賞初制覇の可能性は十分にありそう。
















対抗はクリンチャー。


これまではGⅡ京都記念優勝、GⅠ競走でも2、3着があり、GⅠ凱旋門賞にも挑戦するなど、芝で活躍してきたクリンチャー。



フランスから帰国後は結果が出ず、昨年からダートに活路を求めると鋭い末脚を発揮して上位争い、高いダート適性を見せた。



昨年11月のGⅢみやこステークスでは好位追走から上がり最速で突き抜けて優勝、芝・ダート双方での重賞ウイナーに輝いた。



前走のGⅠチャンピオンズカップでは左回りに戸惑ったのか11着に敗れたが、自分なりの上がりでは走っており、そこまで悲観する内容では無かった。



今回は前走より少しでも距離が伸びるのは良さそうだし、地方の交流重賞のペースなら楽に好位のポジションを取れそう。



後は砂が深いインコースを上手く立ち回る事が出来れば上位争いの可能性は高そう。

















兵庫からの遠征馬メイプルブラザーは転入初戦の園田1700m戦を完勝。



(2019年・ベテルギウスステークス出走時)



JRA在籍時にはリステッド競走・オープン特別で上位争いした実績があり、今回のJRA勢のメンツなら十分に食い込んで来る可能性はありそう。



転入初戦を使われた上積みがあり、これまで様々な競馬場で走って来た馬なので、初の佐賀競馬場もそこまで気にする必要は無いだろう。
















馬券はアシャカトブ中心の三連単で買いたいですね。