明日、中京競馬場のメインレースは芝1200mハンデの重賞競走・シルクロードステークスです。











2005年シルクロードステークス優勝馬プレシャスカフェ。






父ハートレイク
母エアインセンス
(サンデーサイレンス)



牡馬・鹿毛



24戦8勝



主な成績



優勝2004年CBC賞(GⅡ)
優勝2005年シルクロードステークス(GⅢ)








代表産駒



ゴーディー



優勝2017年サンタアニタトロフィー(重賞)
優勝2012年サンタアニタトロフィー(重賞)
2着2017年アフター5スター賞(重賞)
2着2014年アフター5スター賞(重賞)
2着2014年笠松グランプリ(重賞)







※レース名・格付けは当時の表記です。








発走は15:35です。


ハンデ戦です。
















春のスプリント王決定戦・高松宮記念への前哨戦であるシルクロードステークス。







1996年にGⅢへ昇格され、多くのGⅠホースが名を連ねてきましたが、近年でもファインニードル、ダノンスマッシュなどが優勝。





ハンデ重賞ですが、過去の優勝馬の顔ぶれから分かるように、GⅢ以上に重要度が高いレースと言えます。





特に今年は中京競馬場での実施と言う事で、本番のGⅠ高松宮記念と同じ舞台。






GⅠ高松宮記念へは他にもGⅢ阪急杯、GⅢオーシャンステークスなどの前哨戦が控えていますが、今年のGⅢシルクロードステークスは例年以上に本番へ直結するレースになるかも知れませんね。












それではシルクロードステークスの予想を紹介します。


評価順で。






◎13シヴァージ

○2ライトオンキュー

▲18クリノガウディー

△9ヴェスターヴァルト

△7エイティーンガール

△17タイセイアベニール

△11リバティハイツ







本命はシヴァージ。


デビューから一貫してダート戦のみを使われ、ダートでオープン入りを果たしたシヴァージ。



初の重賞挑戦、初の芝になったGⅡ阪神カップでは勝ち馬グランアレグリアは抜けたが、2着以下は接戦で、7着シヴァージも差の無い走りで芝への対応力を見せた。



以降は芝を使われ、北九州短距離ステークスを優勝、GⅠ高松宮記念5着など、レベルの高い相手に好戦。



脚質的に勝ち味に遅いが、7戦連続で上がり最速(内2戦は最速タイ)をマークしているようにラストは確実に豪脚を繰り出して来る。



昨年小倉でのレースや血統面から、荒れて力の要る今の中京芝は合いそうだし、GⅠ高松宮記念の走りから中京コースも問題無い。



他馬が荒れた芝を苦にし、展開が向けば頭まで突き抜ける可能性は十分にある。

















対抗はライトオンキュー。



(2017年・朝日杯フューチュリティステークス出走時)



デビューから大事にレースを使われ、4歳の2019年3月にオープン入り。



同年11月のGⅢでは中団から直線抜け出し、ラストは追いすがるアイラブテーラーを押さえて優勝、重賞初制覇を飾った。



昨年はオープン特別の1勝に終わったが、歳を重ねて位置取りに幅が出たのは魅力。



戦績を見ても分かるように力の要る函館・札幌の洋芝への適性が高く、時計のかかる今の中京コースは非常に合いそう。



もちろん、大目標は後に控えるGⅠ高松宮記念になるが、追い切りの動き・時計から仕上がりは良さそうで、直線で上手く外に出せれば上位可能だろう。


















クリノガウディーは何と言っても降着になってしまったが、昨年のGⅠ高松宮記念での走りは強烈な印象を残した。



GⅠ朝日杯フューチュリティステークス、GⅢ中京記念ともに2着と、未だ1勝馬とは思えない実力馬で、近走ももうワンパンチ足りない感じの結果が続いているが、自在に立ち回れる器用さを見せており、内容は悪くない。



追い切りは坂路で好タイムを計時しているように、状態は高いレベルで安定、そろそろ馬券内突入を警戒しておきたい。