明日、姫路競馬場で西日本地区交流重賞・白鷺賞が行われます。










昨年の白鷺賞はタガノゴールドが優勝。










発走は15:55です。


地元・兵庫7頭、名古屋3頭、佐賀、高知各1頭の計12頭で争われます。














白鷺賞は昨2020年、15年振りに実施された2000mの重賞競走。







 これまでは、かつて行われていたアングロ・アラブ系競走馬による重賞競走でしたが、ウエイトフォーが優勝した2005年よりサラブレッド系競走馬による重賞競走になりました。




15年振りに復活した昨年から地方所属西日本地区交流重賞に昇格、金沢競馬場で無念の死を遂げたタガノゴールドが優勝しました。







今年の注目は何と言っても地元兵庫生え抜きの良血馬ジンギ。




ジンギは早くから素質の高さを見せていたが、4歳の昨年に本格化、12月の優勝賞金3000万円の重賞競走・園田金盃を優勝、亡きタガノゴールドの後を次ぐ形で兵庫年度代表馬に輝いた。









今年は他場のダートグレード競走やJRAへの挑戦が大きく期待されますが、まずは西日本地区交流重賞で他地区の強豪相手にどんなレースをするか大注目です。













それでは白鷺賞の予想を紹介します。


評価順で。






◎5ジンギ

○8ショートストーリー

▲2タガノジーニアス

△1アンバラージュ

△4マイネルプリサイス

△7オオエフォーチュン

△3ナムラヘラクレス








本命はジンギ。


3歳時には重賞2勝、楠賞でホッカイドウ三冠馬リンゾウチャネルの2着など、早くから活躍はしていたが、4歳の昨年は更にその素質が開花。



春の兵庫大賞典ではタガノゴールドの2着、夏の摂津盃で念願の古馬重賞タイトルを獲得、10月の姫山菊花賞ではエイシンニシパの2着に敗れるが、12月の園田金盃でエイシンニシパに5馬身もの差を付けてリベンジを果たす圧勝。



園田金盃の圧勝振りが評価され、兵庫年度代表馬の勲章を受賞、実質の兵庫現役最強馬になった。



今回は初の2000mになるが、1870m戦での走りから全く気にならない。



安定して好位に付け、終いもしっかりした脚を使えるセンスの高さ、初対戦の遠征馬に対してもJpnⅠJBCクラシック3着のセンチュリオンに先着した実績から寸法を図れば特に恐さは感じない。



地方競馬全体の売り上げが伸びて活気付いて来たし、兵庫最強のジンギにはここを圧勝し、川崎記念を制した船橋・カジノフォンテンに続くぐらいの飛躍を期待したい。
















対抗はショートストーリー。


JRA在籍時には4勝をあげ、準オープン戦でも2、3着の実績があるショートストーリー。



昨年秋に高知競馬に転入すると、当地の3戦全てひとマクリで楽勝、8歳になった今年は地方全国交流重賞・川崎の報知オールスターカップに遠征、マイナス11キロの馬体減ながら南関東の強豪相手に5着に入った。



南関東重賞3勝のストライクイーグル、東京ダービー馬エメリミットなどに先着した能力は高く評価でき、前走より全体的なメンバーレベルが軽くなる今回は当然有力な1頭になってくる。



姫路コースは初めてになるが、JRA在籍時にはコースを問わず活躍していたし、全く気にならない。



脚質的には後方~中団からの競馬が多いが、今回はジンギをある程度見れる位置は取りたいところ。












 




タガノジーニアスは兵庫での重賞勝ちは無いが、遠征先の名古屋で名港盃、東海菊花賞と重賞2勝をあげている兵庫古馬トップホースの1頭。



地元・園田では案外な走りだが、遠征先ではエイシンニシパを破るなど、むしろ輸送がある姫路の方が合う可能性がある。



脚を溜めやすい絶好の枠が当たり、コース替わりでどんな走りを見せるか楽しみ。

















馬券はジンギ頭固定の三連単で勝負したいですね。